こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
「冷え性」のお悩みについて、本当に多くの方からご相談を受けます。
陰陽五行の視点から見ると、冷え性は単なる身体の冷えではなく、体内の気血水のバランスが崩れているサイン。
そのバランスを整えることで、冷え性の悩みが解消し、心身ともに健やかに過ごせるようになります。
今回の記事では、冷え性改善のための方法を、陰陽五行美容の視点からご紹介します。
冷え性の原因を陰陽五行で紐解く
西洋医学では、冷え性は血行不良などが原因とされていますが、東洋医学では体内の気・血・水のバランスが崩れることで起こると考えます。
- 気(き): 体を温め、生命活動を維持するエネルギー。
気が滞ると、血の流れが悪くなり、冷えを感じやすくなります。
- 血(けつ): 体を潤し、栄養を運ぶ働きをします。
血が不足すると、体が冷え、肌が乾燥しやすくなります。
- 水(すい): 体内の水分代謝を司り、老廃物を排出します。
水の巡りが悪くなると、むくみや冷えを感じやすくなります。
これらのバランスが崩れる原因としては、ストレス、不規則な生活、運動不足、食生活の乱れなどが挙げられます。
冷え性改善のための10つの習慣
陰陽五行の考え方を基に、「気・血・水」のバランスを整え、冷え性を改善するための具体的な方法を10個ご紹介します。
1. 身体を温める運動で気の流れを良くする
血や気が滞っているときは、物理的に身体を動かすことで巡りやすくなると言われています。
仕事や家事の合間に、1日5分から取り入れてみましょう。
- ウォーキング: 歩くことで全身の血行が促進され、気が滞るのを防ぎます。
- ストレッチ: ゆっくりとした動作で全身を動かすことで、気の流れをスムーズにします。
- スクワット: 下半身には大きな筋肉があり、鍛えることで血流が良くなります。
2. 温める食材を選ぶ
食べることは、単に栄養を摂取するだけではありません。
薬膳の考えに基づいて、冷えに弱い「胃」「腎」といった臓腑を助ける作用のある食材や温める作用のある食材を選ぶことで、体の内側から温めることができます。
- 鶏肉 :気(生命エネルギー)を補い、体を温める作用があります。胃を元気にしてくれることで、エネルギーを作りやすくします。
- 黒豆: 「腎」の働きを助け、体を温める働きがあります。黒豆に含まれるアントシアニンは、抗酸化作用が高く、老化防止にも効果が期待できます。
- 生姜(乾燥): 体を温め、血行を促進する効果があります。生姜に含まれるショウガオールという成分が、胃腸を温め、消化を助ける効果も期待できます。生の生姜は熱を発散させてしまうので、加熱して摂取しましょう。
3. シャワーよりも湯船
湯船に浸かることで、毛細血管が広がり冷えた手足の末端への血流が増加します。
また、38~40度くらいのぬるめのお湯に浸かることで、副交感神経が優位になり血が巡りやすくなります。
さらに温まりたい場合は、「炭酸入浴剤」や「エプソムソルト」などの入浴剤を使うことで、効果を感じやすくなります。
4. 質の高い睡眠
質の高い睡眠によって自律神経を整えることで、「気・血・水」が巡りやすくなります。
そのためには、入眠前の準備がポイント。
布団に入るまでの準備で、徐々に睡眠スイッチを入れていくことで、スムーズに入眠することができます。
- 光の調整: スマホは早めにオフ。室内の照明は暗めに。
- 服装で切り替え: 部屋着と寝るときの服装は別のものにすると、脳の睡眠スイッチが入りやすい。
- 快適な寝具: 体に合った寝具を選ぶ。
- 寝室の環境: 寝室の温度は、冬は18度前後、夏は28度前後に。
5. 夜更かしはしない
身体の隅々まで熱を運ぶために必要な「血」は寝ている間に作られます。
また、陰陽五行では「血」は午前1~3時に作られ、そのときには熟睡状態にあるのがベストと言われています。
入眠から深い眠りに入るまでは時間がかかるので、23時には布団に入り、十分な睡眠をとるようにしましょう。
6. 体を温める
身体を温めることも大切ですが、冷やさないようにするのもポイントです。
次の点を意識して、身体を冷やさない工夫をしましょう。
- 三首:「首・手首・三首」のこと。ストールやレッグウォーマーなどを活用して、3つの首を冷やさないようにしよう。
- お腹: お腹が冷えると身体を温めるエネルギーが作られにくくなる。おへその下あたりにカイロをはるのもおすすめ。
- 下半身: 女性は下半身に脂肪がつきやすく、冷えるとなかなか温まりません。締め付けすぎないインナーやカイロなどで温める工夫を。
7. ストレスを解消
ストレスがたまると、「気」が滞ってしまいます。
「気」が滞ることで「血」の巡りも悪くなり、冷え性が起こります。
ストレスをためすぎる前に、自分にあったストレス解消法を試してみてくださいね。
- 趣味を楽しむ: 好きなことをすることで、心身をリフレッシュさせましょう。
- 深呼吸: 深呼吸をすることで、リラックス効果が高まります。
- 香りを使う: アロマなどの天然の香りは気を巡らせてくれます。
8. 水分摂取
熱を身体中に運ぶ役割をもつ血液。その成分の半分以上が、「血漿(けっしょう)」と呼ばれるもの。
この「血漿(けっしょう)」は、90%が水分です。
つまり水分が不足すると、血液がドロドロして滞り、うまく熱を運べなくなってしまいます!
冷たい水は避け、常温の水をこまめに飲みましょう。
9. 足のマッサージで血行を促進する
末端にある足は、血液が最も循環しにくい部位。
足には多くのツボや重要な経絡が通っており、マッサージによって気の流れを整えることができます。
タイミングは、湯船の中や、お風呂上がりの血の巡りが良いときにやるのがベスト。
心臓から遠い足裏→ふくらはぎ→太ももの順で、心臓に向かって流していくイメージでマッサージをしましょう。
10. 自分の身体の状態を知る
冷え性などの体調の変化は、身体からあなたへのメッセージ。
他にもこんな症状があったら、冷え性が原因で起きている可能性があります。
- 肩こり・腰痛
- 生理痛
- 肌トラブル
- 胃腸の不調
身体の声に耳を傾け、その小さなサインを見逃さないでください。
自分の身体に寄り添った生活を送ることが、冷え性改善の近道です。
まとめ:冷え性は身体からのサイン
冷え性は身体からのSOSです。
ですが、焦らなくて大丈夫!
あなたの身体が今、バランスを整えるチャンスを与えてくれているのです。
陰陽五行の考え方を参考に、生活習慣を見直し、10のステップで身体の中から温めていきましょう。
身体のサインを詳しく読み解きたい方は、当協会でそのお手伝いができます。ぜひ、頼ってください。
あなたの健康と美しさを心から応援しています。一緒に、穏やかで元気な毎日を作っていきましょう。
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