冷え性女子必見!身体の芯から温まる5つの習慣

こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。

寒い季節になると特に気になる冷えの問題。

今までカウンセリングをしてきた多くの女性からも、「手足が冷たい」「なかなか温まらない」というお悩みをよく耳にします。

実は、これは現代女性の8割以上が感じている悩みなんです。

世の中にある溢れた温活アイテムや情報をもとに、いろいろやってみるけどなかなか悩みが解決しない、というお声もたくさん聞きます。

 

そこで今回は、美容家歴25年の私が陰陽五行の考え方を実践に取り入れて冷えを解消してきた経験をもとに、根本的な温活習慣についてお伝えしていきます。

 

1. 冷えの改善でなぜ陰陽五行が役立つのか

 

古来より伝わる陰陽五行の考え方では、「陽」と「陰」のエネルギーのバランスが保たれている状態が良いとされてきました。

  • 「陽」のエネルギー・・・動かす、温める、昼、明るい、男性
  • 「陰」のエネルギー・・・鎮める、冷やす、夜、暗い、女性

このエネルギーはどちらかが多くても不調になってしまいます。

現代の私たちの生活では、残念ながらこの大切なバランスが崩れがちです。

そして、冷え性の方は、運動不足や頑張りすぎ等で「陽」のエネルギーが不足したり、冷たい飲食等で「陰」のエネルギーが増えすぎたりするなどの要因が重なって、本来の身体の温めるチカラが弱まっているのです。

 

冷えを招く生活習慣チェック

  • 室内での長時間のデスクワーク
  • 夜更かしや不規則な生活
  • 冷たいものの飲食
  • 運動不足
  • 偏った食事
  • ストレス過多

みなさんはいくつ当てはまりましたか。

何気ない生活に、実は冷えの原因があることに気づいていただけたでしょうか。

 

 2. 体を根本から温める5つの習慣

冷えの原因は、生活にある。

ということは、生活の中に「温める習慣」を取り入れていくことで、少しずつ温めるエネルギーがある身体に変わっていきます。

簡単にできる身体を根本から温める5つの習慣を紹介しますね。

 

①朝一番の白湯習慣で体を目覚めさせる

 

身体を内側から温めて臓腑を冷やさないことがポイント。

特に、胃腸が元気な状態だと、身体全体に熱を動かすエネルギーを生み出しやすくなります

まずは朝の白湯で胃腸を温めてあげて、ポカポカで1日をスタートさせましょう。

 

【実践ポイント】

・温度は熱すぎず、温すぎない程度(40度くらい)

・一気に飲まず、少しずつ味わうように(一気に飲むと余分な水が原因で身体を冷やしてしまう)

・寝起きすぐに飲むのがベスト(朝から身体を温めて代謝アップ)

 

【おすすめのちょい足し食材】

・生姜(生は逆に熱を発散するので、パウダーや乾いたものを)

・シナモン(スティック1本を一緒に温めたり、パウダーでちょい足ししても)

・クコの実(3-4粒)(温めるのに必要な血をつくってくれる食材でスーパーでも手に入ります)

 

②「食事」で簡単温活

 

平熱が35度台から36度台になった私が特に力を入れているのが、食事による温活です。

食べ物には、「温める作用」「冷ます作用」があるものがあり、その作用の強さも食べ物によって異なります。

冷えを感じやすい時期には、「温める作用」がある食材を意識して摂るようにしましょう。

 

【体を温める食材】

・魚介類(魚、えび ※たこ、カニは冷やすのでNG)

・肉類(牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉)

・香りがある野菜(にんにく、ねぎ、しそ、にら)

・みそ

 

逆に、「冷ます作用」がある食材は、できるだけ避けるか、生や冷たい状態ではなく温かい状態で食べたりしましょう。

【体を冷ます食材】

・貝類(しじみ、あさり ※ホタテ、牡蠣は冷やさないのでOK)

・海藻類(こんぶ、わかめ、ひじき)

・夏野菜(きゅうり、トマト、おくら)

・白いもの(豆腐、大根、ヨーグルト、小麦 ※お米はOK)

 

 

③身体のバランスを整える入浴法

 

入浴は、冷え切った身体を芯から温め、乱れた身体のバランスを整える重要な機会です。

ついつい忙しいとシャワーだけで済ませてしまうこともありますが、入浴にはシャワーでは得られない効果があります。

冷え性の方にとって一番嬉しい効果は「温熱効果」

湯船に浸かることで皮膚の血管が拡張し、血流が促進されて、身体が温まりやすくなるのです。

また、水圧により下半身の血液が心臓に戻りやすくなって、血の巡りが良くなります。

 

【理想的な入浴法】

・湯温は38~40℃(熱すぎると交感神経優位になって寝つきが悪くなる要因)

・入浴時間は15-20分(じんわり温まるくらいがベスト。長すぎると乾燥の原因に)

・半身浴よりも全身浴で(水圧効果を高めて、しっかり温めるためにも全身浴がおすすめ)

 

【おすすめの入浴剤】

・炭酸

・エプソムソルト

・ラベンダーオイル(※精油は専門家に相談の上お使いください)

 

④身体を冷やさない着こなしの工夫

 

冷えの悩みを解消するためには、「温める」ことも必要ですが、同時に「冷やさない」ことも大切です。

普段から服装を工夫することで、身体を冷やさないようにしましょう。

 

【着こなしのコツ】

・綿、シルク、ウールなどできるだけ天然素材を選ぶ(化繊は肌が乾燥する原因になることも)

・重ね着のコツは薄手のものを数枚重ねる(空気の層ができて温まりやすく、冷めにくくなる)

・三つの首(首、手首、足首)を温める(肌の表面近くに太い血管があるので、温めることで身体が温まりやすい)

 

⑤質の良い睡眠で血を作る

身体全体に熱を運んでくれるのは血です。

この血は、夜寝ている間に作られます。

なので、夜更かしをしていると血が十分に作られず、冷えにつながってしまうのです。

身体に熱を運ぶ血をたっぷり作れるように、質の良い睡眠をしっかりとる工夫をしましょう。

 

【就寝前のルーティン】

・就寝1時間前からブルーライトを控える(強い光は交感神経優位にして寝つきを悪くしてしまう)

・寝る1時間前までに入浴を済ませる(湯冷めしやすい人は30分前までに)

・軽いストレッチでリラックス(リラックスして身体を緩めることで寝つきが良くなる)

 

3. 生活シーン別・実践的アドバイス

紹介した5つの習慣の他にも、普段の生活の中でできる簡単な温活アクションはいっぱいあります。

ポイントは、「巡らせること」「冷やさないこと」「陰陽のバランスを取ること」

できることから少しずつ試してみてください。

 

デスクワーク中の工夫

・1時間に1回は肩を回すなどの軽い運動

・レッグウォーマーやひざ掛けで足元を温める工夫

・巡りが滞らないように姿勢を意識する

・紅茶や黒豆茶などの身体を温める飲み物を用意

 

通勤・外出時のポイント

・三首(首、手首、足首)の防寒

・下半身を冷やさない工夫

・携帯用カイロの活用

 

 

身体の芯から身体を温める方法まとめ 

①朝一番の白湯

②食事

③入浴

④着こなし

⑤入浴

 

私自身、20代の頃は深刻な冷えに悩んでいました。しかし、陰陽五行の知恵に出会い、少しずつ習慣にしていくことで、身体が本来持っている温まるチカラを取り戻すことができました。

 

 

まどか先生
まどか先生

皆さまも、ぜひご自身のペースで、心地よい温活習慣を見つけていってください。これから訪れる寒い冬に向けて、まずは1つ、気になった習慣から始めてみませんか?

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