こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
私のもとには、たくさんの方から「生理前がつらい」「PMSがひどい」などのお声をいただきます。
多くの女性が、一度は生理前のつらさを経験したことがあるのではないでしょうか。
PMS(月経前症候群)って、イライラしたり、体がだるかったり、本当につらいですよね。
そもそも、なぜPMS(月経前症候群)が起こってしまうのでしょう?
PMSの原因とは?
現代ではPMS(月経前症候群)が起こる原因として、ホルモンバランスの乱れが原因と考えられていますが
陰陽五行の考え方では、私たちの体の中を流れる「気」「血」「水」のバランスが乱れることで起こると考えられています。
・「気」は体のエネルギー
・「血」は血液
・「水」は体内の水分
このバランスが崩れると、体だけでなく心にも影響が出て、PMSのような不調が現れるんです。
なぜバランスが崩れるの?
現代社会は、デスクワークで身体を動かす習慣がなかなか取れなかったり、忙しくて心や身体をリフレッシュできなかったりしがちです。
また、日々のやることに追われ、不規則な生活になりがちですよね。
これらのストレスが、「肝」の働きを悪くしてしまいます。
「肝」は血をつくったり蓄えたり、気を巡らせたりするための、女性にとって大切な臓腑です。
その働きが悪くなることで、「気」の流れを滞らせてしまうことがあるんです。
また、栄養バランスの偏りや睡眠不足は、「血」の質を低下させたり、「水」の巡りを悪くしたりします。
どうすれば改善できるの?
東洋医学では、「気」「血」「水」のバランスを整えることで、PMSを改善できると考えます。
そのためにおすすめなのが、食事による体質改善。
食事は毎日のことなので、続けやすいです。
簡単にできる食事のポイントをお伝えしますね。
生理前に控えめにしたい食品・飲み物
生理前は特に体が敏感になっている時期です。
「気血」のバランスが崩れやすいこの時期は、以下の食品を控えめにすることをおすすめします。
- 刺激物の多い食品
- 冷たい飲み物
- 甘い菓子類
- アルコール
1. 刺激物の多い食品
辛い食べ物や香辛料の過剰摂取は、身体に負担をかけます。
また、体内の「熱」を強めすぎることで発汗を促します。
汗をかくということは、身体の熱を体外に放出するということなので、食べ過ぎると身体を冷やしてしまうことがあります。
【避けた方が良い食べ物】
- とうがらし
- ねぎ
- しょうが
- たまねぎ
- にんにく
2. 冷たい飲み物、食べ物
陰陽五行では、冷たいものは「胃」の働きを弱めるとされています。
「胃」の働きが悪くなると、エネルギーがうまく生み出せないため、身体がさらに冷えやすくなり、生理の不調につながってしまいます。
キンキンに冷えた飲み物や、生野菜サラダ・お刺身など火が通っていないものは避けましょう。
【改善ポイント】
- 飲み物に氷は入れない
- 常温にして飲む
- サラダは生より火を通したもの
3. 甘い菓子類
甘いものの過剰摂取は、「胃」の働きに負担をかけます。
「胃」がうまく働かないと、 水分代謝が滞ってむくみやすくなったり、下痢や頭痛などの不調が起こりやすくなったりします。
特に生理前は、ホルモンの影響で、水分などをためこみやすい身体になっているので要注意。
コンビニスイーツや洋菓子は白砂糖が多く使われているので、控えましょう。
【甘いもの食べるならこれ】
- さつまいも
- くり
- はちみつ
4. アルコール
アルコールは一時的に気血の流れを促進しますが、 その後「肝」の働きに負担をかけてしまいます。
毎月来る生理ではたくさんの血が体外に出ていくので、女性は血不足になりがち。
血をつくる臓腑である「肝」に負担がかかると、血を十分に作ったり、貯蔵したりすることが難しくなり、不調を引き起こしてしまいます。
特に血不足になる生理の前は、アルコールは控えましょう。
生理前に取り入れたい食材
生理前の身体に負担になるようなものを減らせたら、次はプラスになる行動を。
以下のような食材を意識的に取り入れて、「気・血・水」のバランスを整えていきましょう。
- 温かいスープ
- 緑黄色野菜
- たんぱく質が豊富な食材
- 食物繊維が豊富な食材
1. 温かいスープ
温かいスープは、生理中に弱りがちな「胃」を穏やかに温めて、水分代謝をアップしてくれます。
生理前のむくみや頭痛解消にぴったりです。
【おすすめのスープ】
- かぼちゃと人参のポタージュ:胃の働きを整え、「血」や「気」を生み出す。
- 手羽元と野菜のスープ:水分代謝を助け、不足しがちな「血」を補う。
2. 緑黄色野菜
色の濃い野菜には、「血を潤し、肝の働きを整える」作用があるものが多くあります。
血をたっぷりにして、血流を促進することで、冷えや不調を和らげることができます。
【おすすめの緑黄色野菜】
- ほうれん草
- かぼちゃ
- にんじん
3. たんぱく質
たんぱく質は「気を補い、血をつくる」働きがあります。
女性は生理で「血」が不足しがちなので、積極的に摂るようにしましょう。
【おすすめのたんぱく質】
- 魚(さけ、かつお、まぐろなど)
- 肉(鶏肉、豚肉、牛肉)
- 卵
4. 食物繊維
食物繊維は、生理前に乱れがちな腸内環境を整えたり、水分代謝を助けてむくみを防いでくれたりします。
ですが、便が緩いときは悪化してしまうこともあるので、食べ過ぎないようにしましょう。
【おすすめの食物繊維】
- 海藻類(わかめ、こんぶ、ひじきなど)
- きのこ
まとめ:心地よい毎日のために
陰陽五行の考え方を取り入れた食事は、決して難しいものではありません。
食事を意識することで、自然な形で私たちの身体のリズムに寄り添いながら、身体を整える、生理前や生理中の不調を和らげることができます。
まずは、できることから少しずつ始めてみましょう。
皆様の健やかな毎日に、この情報が少しでもお役に立てば幸いです。
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