こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
「食べているのに太らない人がいるのはなぜ?」「無理なダイエットをしても結局リバウンドしてしまう…」
無理な食事制限や激しい運動のダイエットを頑張っても、思うように結果が出ない…。そんな経験はありませんか?
実は、その鍵は“体質”と“エネルギーの巡り”にあります。
陰陽五行の知恵を活かせば、食べながら自然と身体が整っていく方法が見えてきます。
今回は五行タイプ別に、身近なスーパーやコンビニで手に入る食材を使った「心地よく痩せる」ヒントをご紹介します。
陰陽五行とダイエットの深い関係

陰陽のバランスが「太りやすさ・痩せやすさ」を左右する

「頑張っているのに、なかなか痩せない…」
そんなとき、実は“陰と陽のバランス”が崩れているサインかもしれません。
陰陽理論では、この世界のあらゆるものは「陰(冷・静・内)」と「陽(熱・動・外)」という2つのエネルギーから成り立っているとされます。
私たちの身体も例外ではなく、このバランスが取れているときは巡りが良く代謝もスムーズ。余分なものをため込みにくく、自然と調和のとれた体型へと導かれます。
- 陰が多すぎると:身体が冷えやすく、代謝が落ちてむくみやすくなる
- 陽が多すぎると:内側に熱がこもり、食欲が乱れやすくなる
大切なのはどちらかを「悪」と見るのではなく、バランスを取ること。
自分の体調に耳を傾けながら日々少しずつ整えていくことで、無理なく健やかな体質へと変わっていきます。
「五行」が教えてくれる、めぐる身体とダイエットのつながり
五行とは、古代中国の自然哲学に基づき、私たちの身体や心の状態を「木・火・土・金・水」の五つの性質に分類して捉える考え方です。
陰陽のリズムに加えて、五行(木・火・土・金・水)のエネルギーを意識することで、さらに深い体質理解が可能になります。
五行は、身体の各部位や臓器、感情、季節などと対応していて、それぞれが影響し合いながら私たちのバランスを保っています。ところが、ストレスや食生活の乱れでこの関係が崩れると、痩せにくい体質へと傾いてしまうのです。
たとえば…
- 「木」が乱れると…ストレスが溜まりやすく、気の巡りが滞る
- 「火」が乱れると…のぼせやすく、気持ちが焦りやすくなる
- 「土」が弱まると…消化吸収の働きが低下し、代謝もダウン
- 「金」が弱まると…乾燥しやすくなり、肌荒れや便秘が起こりやすい
- 「水」が滞ると…むくみや冷えが出やすくなり、身体が重たく感じる
これらの要素は、お互いに支え合い(相生)抑制し合い(相克)ながら、自然界のバランスを保っています。
五行を整えるというのは、単なるダイエットではなく身体の土台を整えるということ。
だからこそ、無理な我慢や短期的な目標ではなく、身体の声を聴きながら「今の自分に合う食材」を選ぶことが大切なのです。
※さらに詳しい解説を知りたい方はこちらの記事をお読みください
五行バランスを整える鍵は「食」!
食べ物には、身体を温める「陽性」と冷やす「陰性」の性質があります。
また、それぞれの五行に対応する味・色・食材があるため、自分のタイプに合わせて食材を選ぶことで、無理なく心身のバランスを整えることができます。
ダイエットや身体づくりにおいても「ただ食べない・動く」という一面的なアプローチではなく、自分の体質やエネルギーのバランスを整えることが、健やかさと美しさを育む鍵になります。
体質に寄り添う食事法で、無理なく整える
カロリーを気にして同じものを食べても、すっきりする人もいれば、もたれる人もいますよね。
それは、食べ物との相性=体質との関係があるから。
五行の視点で食材を選ぶことはあなたの「今の状態」に合わせて食事を整えること。
だからこそ無理なく自然に、自分にとってちょうどいいリズムで整っていけるのです。
あなたの体質は?五行タイプ別チェック

木の体質:肝タイプの特徴と太りやすいパターン

木タイプの方は、感情の変化が体型に現れやすいのが特徴です。ストレスを感じると食べすぎてしまったり、逆に食欲がなくなったりします。また、夜遅い時間の食事で太りやすい傾向があります。
【木の体質はこんな人】
- ストレスで食べすぎてしまう
- イライラすると甘いものが欲しくなる
- 夜食をとることが多い
- お腹周りに脂肪がつきやすい
火の体質:心タイプの特徴と代謝の関係
火タイプの方は、エネルギッシュで代謝は高めですが、バランスを崩すと急激に体重が変動しやすいタイプです。辛いものや刺激物を好む傾向があり、食べすぎると身体に熱がこもりやすくなります。
【火の体質はこんな人】
- 体温が高く汗をかきやすい
- 辛いものや熱いものを好む
- 興奮すると食べすぎてしまう
- 体重の変動が激しい
土の体質:脾タイプの特徴と消化力
土タイプの方は、消化器系が体型に大きく影響します。消化力が弱いと栄養の吸収が悪くなったり、逆に消化が良すぎてすぐにお腹が空いてしまったりします。
【土の体質はこんな人】
- 胃腸が弱く消化不良を起こしやすい
- 甘いものや炭水化物を好む
- 食後に眠くなりやすい
- 全体的にぽっちゃりしやすい
金の体質:肺タイプの特徴と水分代謝
金タイプの方は、水分代謝が体型のカギを握ります。呼吸器系が弱いと体内の水分バランスが崩れ、むくみやすくなります。
【金の体質はこんな人】
- むくみやすい
- 肌が乾燥しやすい
- 便秘になりやすい
- 下半身に脂肪がつきやすい
水の体質:腎タイプの特徴とエネルギー代謝
水タイプの方は、基礎代謝が体型を左右します。腎のエネルギーが不足すると、全身の代謝が低下し冷えやむくみ、そして体重増加につながります。
【水の体質はこんな人】
- 身体が冷えやすい
- 疲れやすく代謝が低い
- 塩辛いものを好む
- 下半身がむくみやすい
五行別オススメ食べ物リスト

【木】肝を労わる緑の食材で脂肪燃焼
【おすすめ食材】
- ほうれん草、小松菜などの青菜類
- グレープフルーツ、レモンなどの柑橘類
- ブロッコリースプラウト、豆苗などの発芽食品
- セロリ、パセリなどの香味野菜

木のエネルギーを高める緑の食材は、肝臓の働きをサポートし、体内の老廃物を排出しやすくしてくれます。
これらの食材に含まれる豊富な食物繊維と酵素が、消化を助け、代謝をスムーズにしてくれます。
【調理法のポイントと摂取タイミング】
木の食材は、なるべく新鮮な状態で摂取することが大切です。サラダや軽く蒸した状態で食べると、栄養素を効率よく取り入れられます。
朝の時間帯に摂取すると一日の代謝アップにもつながります。また、ストレスを感じた時に意識的に取り入れることで、気持ちも落ち着きやすくなります。
【避けたい食材と陰陽バランスの取り方】
木タイプの方は、脂っこいものや加工食品を控えめにしましょう。これらは肝臓に負担をかけ、代謝を滞らせる原因となります。
バランスを取るために緑の食材と一緒に、少量の酸味のある食材を合わせると良いでしょう。
【火】心を元気にする赤い食材で代謝アップ
【おすすめ食材】
- トマト、赤ピーマン
- 人参、赤かぶ
- 唐辛子、生姜(少量)
- いちご、すいかなどの赤い果物
火のエネルギーを活性化する赤い食材は血行を促進し、代謝を高めてくれます。ただし、摂りすぎると身体に熱がこもりすぎるので適量を心がけましょう。
【血行促進効果と脂肪燃焼メカニズム】
赤い食材に含まれるリコピンやカプサイシンなどの成分は、血行を促進し体温を上げる働きがあります。
体温が1度上がると、基礎代謝は約13%アップすると言われています。
【食べすぎ注意!陽性食材のバランス調整法】
火の食材は陽性が強いため、摂りすぎると身体に熱がこもり、かえって代謝バランスを崩すことがあります。
涼性の食材(きゅうりや白菜など)と組み合わせることで、バランスを保ちましょう。
【土】脾胃を整える黄色い食材で消化力向上
【おすすめ食材】
- かぼちゃ、さつまいも
- 玄米、雑穀
- 大豆、ひよこ豆
- バナナ、みかん
土のエネルギーを高める黄色い食材は消化器系を整え、栄養の吸収を助けてくれます。
また、自然な甘味があるため満足感も得やすいのが特徴です。
【消化酵素を活性化する食べ合わせ】
土の食材は、発酵食品と組み合わせることで消化酵素の働きが活性化されます。
味噌や醤油、納豆などの発酵食品を上手に取り入れましょう。
【間食対策と満腹感を得るコツ】
土タイプの方は、間食で甘いものを欲しがる傾向があります。
そんな時は、自然な甘味のあるかぼちゃやさつまいもを少量摂取することで血糖値の急激な上昇を抑えながら満足感を得られます。
【金】肺を潤す白い食材でデトックス効果
【オススメ食材】
- 大根、白菜、もやし
- しめじ、えのきなどのきのこ類
- 白ごま、豆腐
- りんご、梨
金のエネルギーを高める白い食材は体内の余分な水分や老廃物を排出し、すっきりとした体型をサポートしてくれます。
【水分代謝を高める調理テクニック】
金の食材は蒸す、煮る、スープにするなど水分を含んだ調理法がおすすめです。
体内の水分バランスを整えながら、デトックス効果を高められます。
【むくみ解消と老廃物排出のメカニズム】
白い食材に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出し、むくみの改善に役立ちます。また、食物繊維が腸内環境を整え老廃物の排出をスムーズにしてくれます。
【水】腎を補う黒い食材でエネルギー代謝強化
【おすすめ食材】
- 黒豆、黒ごま、黒米
- わかめ、昆布、ひじき
- きくらげ、黒きくらげ
- ブルーベリー、プルーン
水のエネルギーを高める黒い食材は、基礎代謝を向上させ、身体の根本的なエネルギー代謝をサポートしてくれます。
【基礎代謝向上と冷え性改善効果】
黒い食材には身体を温め、基礎代謝を向上させる成分が豊富に含まれています。
特に海藻類に含まれるヨウ素は、甲状腺の働きをサポートし代謝アップに貢献します。
【アンチエイジング効果との相乗作用】
黒い食材に含まれるアントシアニンやポリフェノールは体内の酸化を防ぎ、細胞の若々しさを保つ働きがあります。
代謝が向上するだけでなく、美しさも同時に手に入れられるのです。
実践!陰陽バランス調整の具体的方法

毎日の体調チェックで「今日の食材」を選ぼう

私たちの身体は日々変化しています。その日の体調に合わせて食材を選ぶことで、無理なくバランスが整いやすくなります。
朝の数分、自分の身体に目を向ける時間をつくってみましょう。
【チェックするポイントは5つ】
- 体温 … 冷えを感じる?それとも熱っぽい?
- 食欲 … しっかりある?それとも控えめ?
- 消化 … 胃もたれやお腹の張りはない?
- むくみ … 顔や脚が重たい感じはする?
- 気分・エネルギー … やる気が出ない?気持ちが沈んでる?
これらを感じ取ることで「今日は陽(温め)が必要かも」「巡りをよくする食材を選ぼう」など、自然と必要なケアが見えてきます。
食べ合わせのポイント“ちょうどいいバランス”が鍵
陰陽五行では、食材の性質(温・冷、色、五行の分類)によって相性があります。
組み合わせを意識するだけで、食事の効果をぐっと高めることができますよ。
【◎ バランスが整いやすいおすすめの食べ合わせ】
- 温める食材 × 冷やす食材
例:生姜(陽)+きゅうり(陰)、唐辛子+トマト
→ 片寄りを防いで、内側から穏やかに整える - 同じ色の食材同士(五行の力を強化)
例:トマト+赤ピーマン(火)、ほうれん草+ブロッコリー(木) - 隣り合う色(五行で隣接する関係)
例:緑(木)+赤(火)→ ほうれん草+にんじん
白(金)+黒(水)→ 大根+昆布
【△ 注意したい組み合わせ】
- 温めすぎに注意
例:生姜+唐辛子+にんにく
→ 身体がのぼせたり、ほてりが出やすくなることも - 冷やしすぎに注意
例:きゅうり+トマト+レタス
→ 内臓を冷やしすぎて消化力が落ちることも - 胃腸への負担が大きい組み合わせ
例:揚げ物+アイスクリーム
→ 消化に時間がかかり、むくみやだるさの原因に
継続するためのライフスタイル調整法
五行の食養生は、頑張りすぎなくても大丈夫。
まずは「100点満点」ではなく「80点くらいでいい」と思って、気楽に続けてみましょう。
忙しい日や外食が続く日も五行のうちひとつだけでも意識してみるだけで、身体と心にやさしい変化が訪れます。
たとえば、今日は「巡り」を意識して柑橘を選ぶ、明日は「温める」を意識して味噌汁を選ぶ…そんな小さな積み重ねが、未来の自分を整えてくれます。
また、できる方は1〜2行の簡単な「食と気分のメモ」をつけてみるのもおすすめ。
「この日はスッキリした」「今日は少し重たい」など身体の声を見える化することで、あなた自身の体質と食材の関係が自然と見えてきます。
自分らしく心地よく。バランスを整えることからはじめよう


「痩せたい」と思ったとき、つい厳しい制限や努力をしなければいけない…と思いがちですが、陰陽五行の考え方はもっとやさしく、私たちの自然なリズムに寄り添ってくれます。
陰陽バランスを整えるということは、食べ物を少しだけ見直し、自分の身体と心の声に耳を傾けること。
完璧を目指さなくてもいいのです。今日はちょっと巡りを意識してみようかな、冷えないように温かいものを選ぼうかな。そんな小さな選択の積み重ねが、気づいたときに“自然に整っている”という感覚へとつながっていきます。
みなさんの身体は、自分が食べるものでできています。陰陽五行の知識を活かして、自然と調和した美しい体型を手に入れてくださいね。

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