年末年始に食べ過ぎても大丈夫|太らない食事法とリセット習慣

こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。

年末年始は、本来なら一年の疲れをねぎらい、家族や大切な人と心温まる時間を過ごす季節です。
それなのに、「また太ってしまうかもしれない」「食べたいけど我慢しなきゃ」と、楽しむ前から心が重くなってしまう女性は少なくありません。

でも、まず知ってほしいのです。
年末年始に食べること自体が、体を壊したり太る原因になるわけではありません。

大切なのは、「どんな状態で食べているか」「食べたあと、体をどう扱っているか」。
この記事では、我慢ではなく“整える”ことで太りにくくなる考え方と実践法を、お伝えしていきます。

Contents
  1. なぜ年末年始は太りやすいのか?女性の体に起こっている本当の変化
  2. 食べ過ぎても太らない女性の共通点
  3. 陰陽五行で見る体重増加の原因
  4. 年末年始に実践したい「太らない食事法」5つのルール
  5. 太らない女性が選んでいる年末年始の食べ物・避けたい食べ物
  6. 食べ過ぎた翌日・翌週にやるべき3つのリセット習慣
  7. まとめ|年末年始を楽しみながら太らない女性になるために
  8. 食べ過ぎても太りたくない!という方はまずは無料でお試しを!

なぜ年末年始は太りやすいのか?女性の体に起こっている本当の変化

年末年始に体重が増えやすい3つの理由

年末年始に体重が増えやすいのは、意思の弱さではありません。
大きく分けると、次の3つの変化が同時に起こるためです。

  • 食事内容・量・時間が不規則になる
  • 生活リズムが乱れ、活動量が減る
  • 冷えや睡眠不足で巡りが低下する

これらが重なることで、身体は「いつも通りに処理できない状態」になります。

食べ過ぎ=脂肪になるわけではない

「食べ過ぎたから脂肪がついた」と思いがちですが、身体はそんなに単純ではありません。
本来、食べたものはすぐに脂肪になるのではなく、消化 → 吸収 → 使う → 余分なものは外に出すという段階を踏みます。

太りやすくなるのは、この流れのどこかが滞ったとき。
つまり、問題は量ではなく、処理が追いついていない状態が続くことなのです。

「体の処理能力」で太りやすさが決まる

女性は筋肉量が少なく、冷えやすく、ホルモンの影響も受けやすい体です。
そのため、男性と同じ量を食べても、

  • むくみ
  • お腹の張り
  • 体の重さ

として表れやすくなります。

冷え・むくみ・便秘が体重増加につながる仕組み

冷えやむくみ、便秘があると、身体の中では水分や不要なものが停滞します。

これが続くと、身体は「溜め込む方向」に傾きやすくなり、体重や体型に反映されやすくなります。

年末年始は、この条件が揃いやすい時期なのです。

逆に「ため込まずに巡りの良い身体」にすることで、体重増加を防ぐことができます。

大切なのは、年末年始の体重増加は体質が悪くなったわけではないということ。

多くの場合、一時的な乱れに過ぎません。

正しく整えれば、身体はきちんと元に戻る力を持っています。

食べ過ぎても太らない女性の共通点

太らない人は胃腸と代謝がスムーズに働いている

食べても太りにくい女性に共通しているのは、特別な食事制限や強い意志ではありません。

身体の中で「消化・吸収・巡り・排出」という流れが、無理なく回っていることです。

胃腸が極端に冷えていなかったり、常に疲労状態にないだけで、同じ食事でも身体の反応は大きく変わります。

逆に、胃腸が疲れている状態で食べ続けると、エネルギーに変えきれなかったものが身体に残りやすくなります。

太らない身体とは、燃やせる身体・巡らせられる身体であると言えるでしょう。

血糖値の乱高下が脂肪をため込む原因に

年末年始は、甘いものや精製された炭水化物を口にする機会が増えます。

これは血糖値の乱高下につながります。

急激な血糖値上昇を抑えるために大量のインスリンが過剰分泌され、このインスリンが余った糖を中性脂肪に変えて体脂肪として蓄積するため、脂肪をためこむ原因になります。

血糖値の乱高下は、空腹感を強めたり、さらに甘いものを欲する原因にもなります。

安定した食事をとることが、体重管理だけでなく、心の落ち着きにもつながります。

食後の眠気・だるさが出る人は要注意

食後に強い眠気やだるさを感じる場合、身体は消化に多くのエネルギーを使っています。

これは胃腸が一時的に処理しきれていないサインです。

この状態が続くと、食べたものがスムーズに使われず、停滞しやすくなります。

年末年始は食事量が増える分、このサインを見逃さないことが大切です。

身体の反応を観察することが、太りにくさへの第一歩になります。

脂肪をため込まない女性の体内リズムとは

太らない女性は、食事・休息・活動のバランスが大きく崩れていません。

夜遅くまで食べ続けたり、睡眠が極端に短くなると、身体は回復よりも防御を優先します。

その結果、巡りが落ち、溜め込みやすくなります。

完璧な生活リズムでなくても、極端を避け、できるだけ通常に戻そうとするだけで身体は安定します。

生活リズムを守る意識が、年末年始太りを防ぎます。

陰陽五行で見る体重増加の原因

冬に弱りやすい「腎」と体重増加の関係

陰陽五行では、冬は「腎」という臓腑と深く関係する季節とされています。

「腎」は体の土台を支え、水分代謝や冷えと関わります。

年末年始に冷えやすくなると、この働きが低下し、むくみやすさとして現れます。

下半身が重く感じたり、体がだるいと感じる場合は、この影響を受けている可能性があります。

温めるケアが体重管理にもつながります。

食べ過ぎで負担がかかる「脾・胃」の役割

「脾」「胃」という臓腑は、食べたものを消化吸収しエネルギーに変える働きを担います。

年末年始は、量だけでなく内容も重なり、「脾・胃」の負担が集中しやすくなります。

処理が追いつかない状態が続くと、余計なものをため込んでしまうことに。

胃もたれや食欲不振は、休息が必要なサインです

無理に食べ続けないことが大切です。

甘いもの・脂っこいもので湿がたまる仕組み

甘いものや脂っこい食事が続くと、身体の中に重さやだるさが生じやすくなります。

これが陰陽五行でいう「湿」の状態です。

「湿」は身体にとって不要な余分な水分が排出できず、ドロドロとした状態で身体にとどまっているイメージです。

「湿」がたまると、巡りが悪くなり、むくみや体重増加につながります。年末年始はこの状態に傾きやすいため、意識的な調整が必要です。

常に、高脂質や重い食事にするのではなく、軽い食事を挟むことで、身体は回復しやすくなります。

年末年始に実践したい「太らない食事法」5つのルール

①食べ過ぎを前提にして考える食事設計

年末年始は、食べる機会が増えることを前提に考えることが重要です。

我慢を前提にすると、反動が起きやすくなります。

あらかじめ調整日を作る意識を持つことで、身体は安定します。

数日前から脂質を抑え、消化に良いものを食べるように心がけましょう。

②最初に整えたいのは「胃腸の温度」

胃腸は冷えにとても弱い器官です。

冷たい飲み物や食べ物が続くと、働きが低下しやすくなります。

温かい汁物や常温の飲み物を取り入れるだけでも、消化は助けられます。

年末年始は特に、お酒や生ものを食べる機会が増えるので、それ以外で温度を意識することが重要です。

温かい汁物やお茶を挟むなどして調整しましょう。

③たんぱく質・食物繊維・発酵食品の役割

  • たんぱく質:身体の材料となって基礎代謝を高める
  • 食物繊維:糖や脂質の吸収を穏やかにして脂肪蓄積を防ぐ
  • 発酵食品:消化環境を整えるサポート役

これらの食品は、太りにくい身体にするために大切な働きをします。

また、腹持ちがよいため、年末年始の食べ過ぎを防いでくれます。

少量でも継続的に取り入れることがポイントです。

④夜に太りにくくする食べ方のコツ

夜は体が休息モードに入る時間帯です。

この時間に重たい食事が続くと、処理が追いつかなくなります。

  • 温かいスープなどにする
  • 量を控えめにする
  • 消化の良いものを選ぶ

これらをすることで翌朝の体が軽くなります。

遅い時間ほど、内容を意識することが大切です。夜の食べ方が体重に影響します。

⑤年末年始でも無理なく続く食事バランス

ついついバランスが偏りがちな年末年始の食事。

可能な範囲で、主食・主菜・副菜を意識して選ぶようにしましょう。

偏った日があっても、翌日で調整すれば問題ありません。

続けられることが、結果につながります。

無理のないバランスを大切にしましょう。

太らない女性が選んでいる年末年始の食べ物・避けたい食べ物

年末年始でも安心して食べられる食材

年末年始はごちそうが続くため、「何を食べるか」以上に「身体が処理しやすいか」が重要になります。

太らない女性が自然と選んでいるのは、身体を冷やしにくく、胃腸に負担をかけにくい食材です。

例えば以下のようなものがあります。

  • 大根・かぶなどの根菜類:消化を助け、食べ過ぎたあとの重さを和らげます。温かい料理にすることで、胃腸を内側から支えてくれます。
  • 白身魚・鶏肉:脂質が比較的控えめで、年末年始でも体に残りにくい良質なたんぱく源です。
  • 味噌・ぬか漬けなどの発酵食品:食事が偏りがちな時期でも、消化環境を整える助けになります。

食べ過ぎた後にリカバリーしやすい食べ物

食べ過ぎた翌日は、抜くよりも“整える”意識が重要です。

身体は回復しようとしているため、サポートする食材を選ぶことで負担が軽減されます。

  • お粥・雑炊:消化にエネルギーを使いすぎず、身体を休ませながら栄養を届けます。
  • 具だくさん味噌汁:水分・ミネラル・温かさを同時に補える優れた一品です。

できるだけ素材がわかるシンプルな食材、温かいもの、消化に良いものを選ぶようにしましょう。

控えたい食べ物

年末年始に控えたいのは、身体を冷やしやすく、処理の際に負担になるものです。

例えば、

  • 冷たい物
  • 甘いもの
  • 揚げ物
  • コンビニ食

これらのものが続くと身体は滞りやすくなります。

完全に避ける必要はありませんが、重なる日が続く場合は意識して間隔を空けましょう。

「食べてしまった後」に切り替える考え方

食べてしまったことを責めると、身体は緊張します。

緊張は巡りを妨げ、回復を遅らせます。

「おいしく食べられて幸せだったな」「ここからは身体を整えよう」という切り替えが、太らない女性の共通点です。

気持ちの切り替えや自分を責めすぎない考え方も、体質改善の一部です。

食べ過ぎた翌日・翌週にやるべき3つのリセット習慣

①1日で戻そうとしない

年末年始に増えた体重の多くは、急激に戻す必要のないものです。

焦って制限すると、身体の代謝が落ちて痩せにくくなったり、反動でたくさん食べたくなったりする可能性があります。

数日かけて整える意識を持つことで、自然と元に戻りやすくなります。

回復には時間が必要だと理解しましょう。

②胃腸を休ませる

朝食や昼食を軽めにすることで、胃腸は回復しやすくなります。

消化しやすいものを選び、量より質を意識してください。

空腹を我慢するのではなく、身体に優しい選択をすることが大切です。

③水分・入浴・呼吸で余分なものを流す

身体に溜まったものは、巡りが良くなることで手放しやすくなります。

  • 水分補給
  • 入浴
  • 深い呼吸

これらを意識することで全身の巡りが良くなります。

まとめ|年末年始を楽しみながら太らない女性になるために

年末年始はどうしてもいつもより食事が乱れてしまいます。

そんなとき、食べ過ぎた自分を責めないことがリセットを早めます。

食べ過ぎは失敗ではなく、調整のきっかけと考えましょう。

生活が乱れやすい時期だからこそ、自分の身体の反応に気づきやすくなります。

そしてこの機会をきっかけに身体を整える習慣がつくと、小さな習慣の積み重ねで身体は変わります。

今回ご紹介したことを意識して、年末年始の食事を楽しんでくださいね。

まどか先生
まどか先生
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著者情報

陰陽五行美容講師 まどか先生
陰陽五行美容講師
まどか先生
美容業界キャリア25年以上。エステティシャンから23歳の時に美容講師に転身し、以来全国のエステティシャンへの講演や技術指導・3万人以上の女性へのアドバイス等を行ってきた経歴を持つ。

元々は顔中にひどいニキビがあったことがきっかけで美容業界に入るが、ハードワークにより冷え・不眠・慢性疲労・生理トラブル等にも悩まされ、美容と陰陽五行ケアで克服。

自身の経験を生かし、どんな方にも丁寧に寄り添い、わかりやすく実践できるアドバイスをすることを大切に講座を開講。
 

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