肌荒れは生活習慣が原因?今日からできる内側からの美肌ケア

こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。

鏡をのぞいた朝、「あれ?なんだか今日は肌の調子が悪いな」と感じること、ありませんか?

赤みが出ていたり、乾燥で粉をふいていたり、ニキビが目立ったり…。せっかく気分を上げたい日なのに、肌が思うように整っていないと、それだけで少し落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

現代は、仕事や家事、育児、勉強などで忙しく、睡眠も不規則になりがち。食事は手軽に済ませてしまうことも多く、さらにスマホやPCのブルーライト、冷暖房による乾燥、ストレス…。

私たちの肌は常にたくさんの影響を受けています。

実は肌ってスキンケアだけでは整いにくいのです。

そこで今回は、スキンケアだけに頼らず、「生活の中でできる肌のととのえ方」をテーマにまとめてみました。

陰陽五行の考え方も少し取り入れて、身体と心と肌の関わりをお伝えしていきます。

セルフチェックで知る「私の肌状態」

「最近なんとなく不調」と感じていても、それが乾燥によるものなのか、胃腸の乱れなのか、ストレスやホルモンの影響なのかは人によって違います。

そこで役立つのが「セルフチェック」。

日常のちょっとしたサインに目を向けることで、自分の肌がどんな状態に傾いているのかが分かってきます。

毎日のスキンケアや生活習慣を整えるうえで、「自分は今どんなタイプなのか」を把握しておくのはとても大切なステップです。

肌の不調を“漠然とした悩み”として捉えるのではなく、具体的な傾向として整理すると、改善への道筋が見えやすくなります。

簡単セルフチェックリスト

  • 洗顔後すぐに肌がつっぱる → 乾燥タイプ
    肌のバリア機能が弱まり、水分を保持できていない状態。細かい粉ふきやかゆみを伴うことも。
  • 口まわりや顎に吹き出物が出やすい → 胃腸タイプ
    食生活の乱れや内臓疲れのサイン。暴飲暴食や油っこい食べ物が続くと出やすくなります。
  • 頬が赤くなりやすくヒリヒリする → 敏感タイプ
    外的刺激に弱く、紫外線や花粉、ストレスで悪化しやすい。化粧品が合わないときも敏感サインに。
  • 顔全体の色が暗く疲れて見える → 血行不良タイプ
    冷えや運動不足によって血流が滞り、肌がくすんで透明感を失っている状態。
  • 生理前になると肌がざらつく → ホルモンバランスタイプ
    女性ホルモンの変動によって皮脂バランスが乱れ、吹き出物やざらつきが目立ちやすい。

例えば、「私の肌は今、乾燥寄りなんだな」と気づくだけでも、その日から保湿をしっかり心がけたり、冷たい飲み物を控えたりと、小さな行動が変わります。

また、「口まわりの吹き出物が多いから、最近食生活が乱れていたのかも」と振り返るきっかけにもなります。

こうして自分の肌を客観的に見ていくと、「ただの肌荒れ」ではなく「生活や心身の状態を映す鏡」として捉えられるようになります。

セルフチェックは一度だけでなく、季節の変わり目や体調が揺らいでいるときに行うと、そのときどきのコンディションが見えてきて、より効果的にケアできます。

陰陽五行から見る「肌と内臓のつながり」

陰陽五行の考え方では、身体と心、そして肌は切り離せないひとつのシステムとされています。

そのため「内臓の不調は肌に現れる」とよく言われます。

たとえば「胃腸が疲れていると口まわりに吹き出物が出る」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際、肌は身体のバランスを映し出す鏡のような存在なのです。

五臓と肌の関係性

陰陽五行の理論では、人の身体を「肝・心・脾・肺・腎」の五つの要素に分けて考えます。

それぞれが感情や体の機能、そして肌トラブルとも深くつながっています。

  • 肝(ストレスと関係)
    イライラや緊張が続くと「肝」に負担がかかります。その結果、顔の赤みや敏感さ、吹き出物として表れることがあります。
  • 脾(消化と関係)
    食べすぎ・偏食・冷たいものの取りすぎで脾が弱ると、口まわりの吹き出物や全体的な肌の荒れが出やすくなります。
  • 肺(呼吸や潤いと関係)
    潤い不足や乾燥と関係が深く、空気の乾燥やタバコの煙などで影響を受けやすい。結果としてカサつきや小じわが出やすくなります。
  • 腎(冷え・水分代謝と関係)
    エネルギー不足や冷えが腎に影響すると、顔色がくすんだり、たるみが気になるようになることも。
  • 心(精神・血流と関係)
    不眠や緊張が続くと心が弱り、顔色が冴えなくなったりクマが目立つようになります。

日常生活での「気づき方」

たとえば、仕事や家庭で強いストレスが続いて「最近赤みが増えたな」と感じたら、それは肝のサインかもしれません。

逆に「冷えを感じやすい冬にくすみが増えた」というのは腎が弱っている合図。

こうした視点を持つことで、ただ化粧品を変えるのではなく「ストレスをやわらげる工夫をしてみよう」「身体を温める食材を増やしてみよう」といった生活全体でのアプローチにつなげられるのです。

自分に当てはめてみる

「最近ストレスが多かったから赤みが出やすいのかも」「冷えが強いから肌もくすんでるのかな」と考えてみるだけでも理解が深まります。

陰陽五行は専門的で難しいと感じるかもしれませんが、日常の肌トラブルを内臓や心のサインとして受け止めるだけで、新しい視点が得られます。

生活習慣でできるやさしい工夫

化粧水や美容液などのスキンケアは大切ですが、それだけでは根本的な肌の不調を整えることは難しいもの。

実は、肌の調子を左右する最大の要因は「毎日の生活習慣」にあります。

ほんの少し生活を見直すだけで、肌が落ち着きやすくなったり、不調の波が小さくなったりすることがあるのです。

睡眠:肌のゴールデンタイムを味方に

睡眠中は、肌が新しく生まれ変わる時間。特に22〜23時から午前2時頃までは「成長ホルモン」が分泌されやすく、細胞修復が活発になるゴールデンタイムといわれます。

夜更かしが続くと、この回復の時間を逃してしまうため、肌荒れやくすみにつながりやすいのです。

ポイントは「完璧に早寝」ではなく、いつもより15分早く寝ることから始めてみること。

寝る前にスマホやPCをオフにして、脳を休める準備をすると眠りの質もぐっと上がります。

食事:バランスを意識した一口を

肌の材料は毎日の食事からつくられます。野菜・たんぱく質・発酵食品を意識的に取り入れると、肌に必要な栄養素が自然と整います。

「甘いものや脂っこいものは絶対NG」ではなく、“ご褒美”として少量を楽しむことが続けるコツ。

忙しいときでも「野菜を一品足してみる」「お菓子の代わりに果物を選んでみる」など、小さな工夫が肌にやさしい食習慣につながります。

水分:こまめに、常温で

一度にたくさん水を飲むのではなく、こまめに常温の水を口にするのがおすすめ。

身体を冷やしにくく、めぐりを整えやすいからです。

朝起きたらまず一杯の常温水を飲む習慣をつけるだけでも、肌の潤い感が変わってきます。

ストレス発散:心をほぐす時間を

ストレスはホルモンや血流に影響し、直接的に肌の状態に現れます。

だからこそ、意識して「心を緩める時間」を作ることが大切です。

散歩やストレッチ、好きな音楽を聴く、趣味に没頭するなど「自分が心地よい」と思えることなら何でもOK。

毎日30分でなくても、1日5分でも「自分のための時間」を持つことが、肌にも心にもプラスに働きます。

「小さな一歩」から始めてみよう

「生活習慣を整える」と聞くと、完璧を目指さなければならない気がしてしまいますよね。

でも実際には、“今日は10分早く寝てみる”くらいの小さな一歩で十分です。

その積み重ねが、やがて大きな変化となって肌に表れてきます。

スキンケアは“外からのサポート”。それに加えて生活習慣という“内側からの土台”を整えることで、肌は自然と落ち着き、輝きを取り戻していくのです。

季節ごとの肌ケアの工夫

肌荒れの傾向は、一年を通じて一定ではありません。

春夏秋冬、それぞれの季節に特有の環境変化があり、肌はその影響を敏感に受け取っています。

だからこそ、季節ごとにケアを少し工夫することが、肌トラブルを防ぐカギになります。

春:花粉や寒暖差に注意

  • 花粉・黄砂・PM2.5など外的刺激が多い
  • 昼夜の寒暖差や気圧の変化で自律神経が乱れやすい
  • 赤み・かゆみ・乾燥が出やすい

対策:落としすぎない洗顔+敏感肌でも使える保湿剤、帰宅後すぐに顔を洗い花粉を落とす

夏:紫外線と汗のコンビネーション

  • 強い紫外線、汗・皮脂で毛穴詰まりやニキビが出やすい
  • 冷房の乾燥で「インナードライ肌」にもなりやすい

対策:日焼け止めのこまめな塗り直し、優しいクレンジング・洗顔、さっぱり+水分補給重視のスキンケア

秋:乾燥の始まりに備える

  • 空気が乾燥し始める季節
  • 夏の紫外線ダメージが残り、カサつき・小じわ・ごわつきが出やすい

対策:紫外線ダメージを癒すケア、潤いを補う梨・れんこんなどの食材、保湿力の高い美容液を追加して冬に備える

冬:冷えと乾燥がピークに

  • 外の冷気と室内暖房で湿度が極端に低下
  • 乾燥や血行不良によるくすみが出やすい
  • 冷えによる代謝低下で肌状態も悪化しやすい

対策:クリームやオイルで重ね保湿、入浴や温かい食事で体を内側から温める

同じスキンケアや食生活でも、季節によって必要な工夫は変わります。

大切なのは「今の季節に合ったやり方を取り入れること」。

それだけで肌は余計な負担から解放され、トラブルに強くなっていきます。

食材からとり入れる“美肌の味方”

「食べるスキンケア」という言葉があるように、毎日の食事は肌づくりの土台です。

高価な美容液やサプリメントに頼らなくても、身近な食材の選び方次第で、肌の調子は驚くほど変わります。

特別なことをするのではなく、普段の食卓に“美肌の味方”をひとつ足すことから始めてみましょう。

緑黄色野菜:ビタミンで巡りをサポート

ほうれん草やブロッコリー、にんじん、かぼちゃなどは、ビタミンA・C・Eが豊富。

これらは「抗酸化ビタミン」と呼ばれ、紫外線やストレスで受けたダメージから肌を守ります。

血行促進にも役立ち、くすみ対策にも効果的です。

夕食にほうれん草のおひたしを一品足すだけでもOK。彩りが加わって食卓も華やぎます。

白い食材:乾燥対策の強い味方

大根、れんこん、梨、豆腐などの白い食材は、体を潤す働きがあると陰陽五行でも考えられています。

乾燥でカサつきが気になるときや、咳・喉の不調を感じるときにもおすすめ。

梨をデザートにしたり、れんこんのお味噌汁をプラスするだけで自然に取り入れられます。

赤い食材:血色をサポート

トマト、いちご、パプリカ、スイカなどの赤い食材は、リコピンやビタミンCが豊富。

血行を促し、肌のくすみを改善して健康的な血色をサポートします。

朝食にいちごを添えたり、ランチにトマトサラダを加えると気軽に摂れます。

タンパク質:肌の材料をしっかり補給

鶏肉や魚、大豆製品、卵などのタンパク質は、肌細胞の原料。

不足するとハリや弾力を失い、乾燥しやすくなります。

毎食で「ごはん+野菜+タンパク質」を意識すると、バランスが自然に整ってきます。

今日からできる食べるスキンケア

  • 夕食に野菜のおひたしを1品プラス
  • おやつにスナック菓子ではなくフルーツを選ぶ

こうしたちょっとした工夫が「無理なく続けられる美肌習慣」になります。

肌荒れが気になるときこそ、食事を味方につけて内側から整えていきましょう。

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心のケアとリラックス

「最近なんだか肌の調子が悪い」と思ったとき、スキンケアや食事に気をつけても改善しないことがあります。

そんなときに見落としがちなのが 心の状態。実は肌と心は密接に結びついており、気持ちが疲れていると肌も同じように元気を失いやすいのです。

ストレスや不安が続くと、自律神経やホルモンのバランスが乱れ、血流が滞りやすくなります。

その結果、顔色がくすんだり、吹き出物やかゆみが出やすくなったりします。

つまり「心の疲れ」は、直接的に肌荒れとして表れるのです。

心を緩める簡単な方法

  • 深呼吸や軽い瞑想
    1日3分でも、目を閉じて深呼吸を繰り返すと心が落ち着きます。呼吸を整えることは自律神経の安定につながり、肌の緊張もやわらぎます。
  • ゆっくりお風呂に入る
    シャワーで済ませる日が続くと身体が冷えて血行が悪くなります。湯船に浸かるだけで全身の巡りが良くなり、心もリラックスできます。
  • お気に入りの音楽を聴く
    気分を落ち着けたいときはクラシックやヒーリング音楽、元気を出したいときはアップテンポな曲など、そのときの気持ちに合わせて選ぶのがおすすめです。
  • 人と話して気持ちをシェアする
    誰かに話すだけで、心が軽くなることがあります。信頼できる人に話すことも、立派なストレスケアです。

リラックスがもたらす肌への変化

心がほぐれると、表情が柔らかくなり、血流が改善されて顔色も自然と明るくなります。

笑顔が増えるだけで肌の印象はぐんとアップし、外見的にも「調子がよさそう」に見えるのです。

つまり、心のケアは単なる気分転換ではなく、「肌に直接つながる美容習慣」といえます。

「心のスキンケア」を取り入れるコツ

大げさなことをする必要はありません。

  • 夜寝る前に3回深呼吸する
  • お風呂にお気に入りの入浴剤を入れる
  • 1日5分、誰にも邪魔されない自分時間をつくる

そんな小さな工夫で十分です。心がほっと緩んだとき、肌もまたその変化を受け取って健やかさを取り戻していきます。

まとめ

肌荒れは単なる美容の問題ではなく、生活習慣や食事、ストレス、季節の変化など、私たちの毎日の選択や環境からのサインでもあります。

  • 夜はスマホを早めにオフにして眠りを深める
  • 朝起きたらコップ一杯の常温水を飲む
  • 食卓に「旬の野菜や果物」をひとつ足してみる
  • お風呂でじっくり体を温め、深呼吸をする 
  • 自分が心地よいと思える時間を1日のどこかに必ず入れる

これらはすべて大がかりなことではなく、生活に無理なく取り入れられる習慣です。

肌荒れは「今の自分を見直すチャンス」とも言えます。

スキンケアに頼るだけでなく、生活全体を整える視点を持つことで、肌も心も落ち着いていきます。

「今日は早く寝てみる」「旬の果物をひとつ食べてみる」
そんな身近な一歩を踏み出すことが、明日の肌を変える第一歩です。

あなたの肌が少しずつ整い、鏡を見るのが楽しみになる毎日を心から応援しています。

まどか先生
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著者情報

陰陽五行美容講師 まどか先生
陰陽五行美容講師
まどか先生
美容業界キャリア25年以上。エステティシャンから23歳の時に美容講師に転身し、以来全国のエステティシャンへの講演や技術指導・3万人以上の女性へのアドバイス等を行ってきた経歴を持つ。

元々は顔中にひどいニキビがあったことがきっかけで美容業界に入るが、ハードワークにより冷え・不眠・慢性疲労・生理トラブル等にも悩まされ、美容と陰陽五行ケアで克服。

自身の経験を生かし、どんな方にも丁寧に寄り添い、わかりやすく実践できるアドバイスをすることを大切に講座を開講。
 

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