こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
今日は多くの女性が抱える悩みのひとつ、女性のリズムの乱れについてお話しします。
生理のリズムは、単に身体の一部が乱れているのではなく、日々の暮らし全体のバランスが反映された結果。
「今月はいつもより遅れている…」「そろそろなはずなのにまだ来ない…」と心配されている方に、食べ物や飲み物で身体の自然なリズムを整える方法をご紹介します。
生理のリズムが乱れる仕組みを理解しよう

生理のタイミングがずれるのはなぜ?

女性の身体は月のリズムと深く関わっています。しかし現代社会のストレス、不規則な生活習慣、冷えなどの影響で本来の周期が乱れてしまうことも少なくありません。
陰陽五行の観点では、女性の周期は「血」と「気」のバランスによって調整されています。このバランスを食事から整えることで、身体の自然なリズムを取り戻すサポートができるのです。
※気血水に関する詳しい解説はこちらの記事がおすすめです。
陰陽五行から見る生理と身体のバランス
陰陽五行では、私たちの身体は「気・血・水(き・けつ・すい)」の3つの要素で構成されていると考えます。そして、これらのバランスが崩れると、様々な不調が現れるとされており、生理もまたこのバランスと深く関わっているんです。
特に「血(けつ)」は、女性の生理周期を左右する重要な要素。血が不足したり、滞ったりすると、生理不順や生理痛といったトラブルにつながることがあります。
陰陽五行では、自然界のあらゆるものを「陰」と「陽」の二つに分け、さらに「木・火・土・金・水」の五つの要素で捉えます。私たちの身体もこの五行と深く関わり合っており、それぞれの要素に対応する食べ物をバランス良く摂ることで、身体の内側から調和を促すことができるのです。
生理をスムーズに迎えるためには、特に「血」を補い「気」を巡らせ「身体」を温める食べ物や飲み物を意識することが大切になってきます。
※陰陽五行の用語や詳しい解説はこちらの記事をぜひお読みください。
自然な生理のリズムを後押しする食べ物5選

1. 生姜(しょうが)

生姜は陰陽五行では強い「陽」の性質を持ち身体を内側から温める代表的な食材です。冷えは女性のリズムを遅らせる大敵。生姜に含まれるジンゲロールは血行を促進し、子宮周辺の血流を改善します。
スーパーでも手に入る身近な食材なので、すりおろして味噌汁に入れたり炒め物の隠し味にしたりと日常的に取り入れやすいのも魅力です。
特に身体が冷えやすい方は、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。
2. 黒豆や大豆製品
黒豆や大豆製品は、五行では「脾」と「腎」を補う食材。女性のホルモンバランスを整える作用があるとされています。
特に発酵食品の納豆は腸内環境も整えることで、ホルモン代謝をサポート。
豆腐、味噌など日本の食卓に馴染みのある形で摂取できるのも嬉しいポイント。毎日少量を継続的に摂ることで、徐々に身体のリズムを整えていきましょう。
3. かぼちゃ
かぼちゃは「脾」を補い「血」を作る力をサポートする優れた食材です。身体を温める性質があり、子宮内膜の健康維持に役立ちます。
また食物繊維も豊富で便秘解消による代謝アップも期待できます。特に生理前に便秘になりやすい方にはかぼちゃの煮物がおすすめです。
煮物、スープ、サラダなど多様な調理法で飽きずに摂取できるのも魅力です。かぼちゃの種も栄養価が高いので、ローストして小腹満たしのおやつにするのもおすすめです。
4. シナモン
シナモンは強い「陽」の性質を持ち身体を温め「気」の流れを促進するスパイスです。スーパーでも手に入りやすく、少量で効果を発揮するため経済的です。
ホットドリンクに少量加えるだけでも効果的。身体を芯から温めることでエネルギーの巡りを改善し、自然なリズムの回復をサポートします。
シナモンの香りにはリラックス効果もあるため、ストレス軽減にも一役買ってくれますよ。
5. りんご
りんごは五行では「肺」と「脾」を潤す食材。ペクチンという食物繊維が腸内環境を整え、全身の代謝アップに貢献します。
特に鉄分の吸収を助けるリンゴ酸を含んでいるので、鉄欠乏による周期の乱れが気になる方にもおすすめ。りんごを温めて食べることで回復が早まります。
朝食に取り入れやすくおやつとしても最適。シナモンと組み合わせた焼きりんごは、身体を温める効果が倍増するためオススメです。
生理のリズムを整える飲み物3選

1. ホットレモン水

ホットレモン水は「肝」の巡りを促し、全身の「気」の流れを改善する飲み物です。レモン半個(なければ市販のレモン果汁小さじ1)と熱湯を用意するだけという手軽さも魅力。
レモンの酸味が「肝」の働きを助け、エネルギーの停滞を解消します。朝イチに飲むことで代謝が上がり一日を通して身体の巡りが良くなるのです。
おすすめは少量の塩を加えるアレンジ。ミネラルバランスも整い、より効果的に身体のリズムを整えることができます。
はちみつを加えれば美味しく続けやすくなりますし、シナモンスティックを加えれば血行促進効果も。
2. よもぎ茶
よもぎは古来より女性の味方として知られてきた植物。陰陽五行では「肝」と「腎」の機能を調整し、女性特有の不調を和らげるとされています。
ドラッグストアや大きめのスーパー、オンラインでティーバッグタイプが購入でき、手軽に生活に取り入れられます。飲み方は簡単で、ティーバッグ1つを熱湯で3~5分蒸らすだけ。
苦みが気になる場合はハチミツを少量加えると飲みやすくなります。1日2~3杯を目安に飲むのがおすすめです。
よもぎ茶には心を落ち着かせる効果もあるため、ストレスからくる体のリズムの乱れにも効果的。仕事のストレスで周期が乱れがちな方に特におすすめしています。
※妊娠中の方や、医師からの指示がある方は避けてください。
3. 味噌汁(インスタントでもOK)
発酵+温かさ+大豆の力で、朝に取り入れると一日が整いやすくなります。
冷えや疲れがたまっているときに◎。
食生活を整えて女性のリズムを正常化する方法

鉄分豊富な食品を意識的に摂る

五行では鉄分は「血」を補う重要な要素。特に月経中は鉄分が失われるため、意識的に補給することがおすすめです。
レバーやほうれん草、ひじきなどが鉄分豊富な食材として知られていますが、おすすめは「小松菜と油揚げの炒め物」小松菜の鉄分と油揚げのたんぱく質が組み合わさることで、吸収率がアップします。
【材料(2人分)】
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小松菜:1束(約200g)
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油揚げ:1枚
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ごま油:小さじ2
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醤油:小さじ1〜1.5(お好みで)
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みりん:小さじ1
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だし(顆粒 or 水でもOK):大さじ2程度
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白ごま(あれば):少々
【作り方】
- 小松菜を下ごしらえ
小松菜は根元をよく洗い、4〜5cm幅に切ります。茎と葉は火の通りが違うので分けておくと◎。 - 油揚げをカット
油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、細めの短冊切りに。 - 炒める
フライパンにごま油を熱し、小松菜の茎部分を先に入れて1分ほど炒めます。 - 葉と油揚げを加える
続けて葉と油揚げを加え、さらに1〜2分ほど炒めます。 - 調味して仕上げ
だし・醤油・みりんを加えてさっと全体を絡め、汁気が軽く飛んだら火を止めます。
仕上げに白ごまを振ってできあがり。
鉄分の吸収を高めるビタミンCを含む野菜や果物と一緒に摂ることもポイント。たとえば、ほうれん草とレモンを組み合わせたサラダなどがおすすめです。
オメガ3脂肪酸を含む食品
オメガ3脂肪酸は「肝」の巡りを良くし、全身の「気」の流れをスムーズにします。青魚(さば、さんま、いわしなど)、亜麻仁油、チアシードなどに豊富に含まれています。
「さばの味噌煮」は一から料理をしなくても、缶詰などでも手軽に食べれるのでおすすめです。さばのオメガ3脂肪酸と味噌の発酵パワーで身体のリズムを整える最強の組み合わせです。
避けるべき食品
陰陽五行理論では身体を冷やす食品は「気」の流れを滞らせると考えられています。特に冷たい飲み物、生の食べ物の摂りすぎには注意が必要です。
また、カフェインの過剰摂取や加工食品、精製糖も控えめにすることをおすすめします。これらは身体の自然なリズムを乱す可能性があります。
代わりに温かい食事や飲み物、発酵食品、全粒穀物など、身体を内側から温め、エネルギーを高める食品を選ぶようにしましょう。
食べ物と合わせて試したい生活習慣

ゆるめて巡らせる「夜の整え習慣」

1日頑張った身体と心をゆるめてあげる時間。それが夜の整え習慣です。
陰陽で言えば「陽から陰へ」切り替わる時間帯。
肝や腎が回復するゴールデンタイムを活かすためにも“ゆるめる”ことがキーワードになります。
【湯船にしっかり浸かる】
ぬるめのお湯(38〜40℃)に15〜20分浸かることで、身体の芯から温まり、気血の巡りも良くなります。
生姜やよもぎの入浴剤を使うのもおすすめです。これはまさに「陰を補う」ケアです。
【スマホを手放し“静”をつくる】
ブルーライトは陽の気を刺激してしまうため、寝る直前までのスマホやパソコンは自律神経の乱れにつながります。
音楽や読書、アロマの香りで、五感から「陰」のモードへと切り替えましょう。
【背中をほぐすストレッチ】
背中側の筋肉をゆるめることで、気血の巡りが整いやすくなります。
呼吸を深く意識しながら、肩甲骨まわりをゆっくり動かしてみてくださいね。
朝のリズムを整える「目覚めのルーティン」
一日をどんなふうにスタートするかで身体のリズムも気分も大きく変わってきます。
陰陽では朝は「陽が立ち上がる時間」。スムーズに陽の気を目覚めさせることがその日一日の巡りを左右します。
【白湯で内臓をやさしく起こす】
起きてすぐの白湯は身体の内側を温め、眠っていた「脾・胃・腎」をやさしく刺激してくれます。
できればゆっくり一口ずつ、呼吸を整えながら飲んでみてください。
【朝日を浴びて“気”を充電】
カーテンを開けて朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自律神経のバランスが整います。
肝や心に働きかける大切な習慣です。
【 軽いストレッチ or 散歩で巡りのスイッチON】
寝ている間に滞っていた気血を朝の動きでやさしく巡らせましょう。
深呼吸をしながらの首回しや、近所を5分歩くだけでも十分です。
今日から始める女性のリズムを整える食事プラン
朝:生姜入りお味噌汁、納豆ごはん、小松菜のごま和え、ホットレモン水
昼:かぼちゃの煮物、玄米ごはん、さばの味噌煮
夜:根菜たっぷりスープ、黒豆の煮物、生姜紅茶
このような温かい食事を中心とした食事プランを続けることで、身体の内側から「気血」のバランスを整え自然なリズムを取り戻すサポートができます。
生理を穏やかに促すための食事と習慣のヒント


毎日の食事や飲み物にちょっとした工夫を加えることで、身体の内側から「気血」のバランスを整え、生理のリズムを自然に整えていくお手伝いができます。
身体の状態によって変化の感じ方は異なりますが、温め効果のある食材を意識的にとり入れることで、血流が促され、生理前の不調やリズムの乱れをやさしくサポートしてくれるでしょう。
特に、冷えを改善し「気」の流れを促進する食材選びが重要です。
根本的な体質改善は少し時間がかかるため、焦らず自分の身体と対話しながら続けていくことが大切です。
食べ物と飲み物を意識的に取り入れて、心と身体の健康的なリズムを取り戻しましょう。

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