冬の寒さも夏の冷房も怖くない!かしこく選ぶ身体を温める飲み物と飲み方のポイント

「手足が冷たくて眠れない」「夏でも冷房にあたると体調がすぐれない」──そんな“冷え”の悩みを抱えていませんか?

冷えは季節を問わず起こりやすく、特に女性の多くが気になる不調のひとつです。

身体の冷えやすさに向き合うカギは、毎日の飲み物選び。ちょっとした工夫で、内側からじんわり温まる感覚を得やすくなります。

この記事では、東洋医学の知恵をベースに「体を温める飲み物」と「飲み方のポイント」をわかりやすく解説。

さらに、体質タイプ別におすすめの飲み物やセルフケアの工夫もご紹介します。

冬の寒さにも、夏の冷房にも負けない快適な身体づくりを、今日から始めてみませんか?

体を温める飲み物が求められる背景

冷えが引き起こす不調とは?

「冷え」は単に身体が冷たいという感覚だけでなく、日常生活の快適さにさまざまな影響を与えることがあります。

例えば

  • 疲れやすい、だるさが取れにくい

  • 肩や首がこりやすい、頭が重い

  • お腹の張りや便秘など消化の不快感

  • 生理のリズムや女性特有の揺らぎが気になる

  • 肌が乾燥しやすい、くすみがち

こうしたサインは「身体が冷えているのかも」と気づくきっかけになります。軽視せずに、日常の習慣から少しずつ工夫していくことが大切です。

冷えと食生活・飲み物の関係

冷えを招きやすい要因のひとつが、実は日々の飲み物の選び方です。

コンビニやカフェで手軽に選べるアイスドリンクや、冷たいペットボトル飲料は、身体の内側を冷やしがち。

特に夏場に冷たいものを習慣化すると、秋冬になっても冷えを感じやすい身体のリズムへ傾いてしまうことがあります。

その一方で、日常的に「身体を温める飲み物」を意識して取り入れると、じんわりと体が温まり、めぐりやすさや心地よさを感じやすくなります。

飲み物は薬ではありませんが、毎日のちょっとした積み重ねが、体調を支える大切な要素になるのです。

「温める飲み物」と「冷やす飲み物」の違い

東洋医学で見る飲み物の陰陽

東洋医学の考え方では、食材や飲み物には 「陰」と「陽」 の性質があります。

  • 陰性の飲み物 … 体の熱を冷ましたり、潤いを与える性質(例:緑茶、ミントティー、トマトジュース)

  • 陽性の飲み物 … 体を温め、エネルギーを補う性質(例:紅茶、黒豆茶、生姜湯)

ただし「陰性=悪い」「陽性=良い」という単純なものではありません。

夏に身体がほてっているときは陰性の飲み物でクールダウンが必要なこともありますし、冬や冷えが気になる人には陽性の飲み物を意識すると良いなど、バランスを大切にする考え方です。

注意したい「冷やす飲み物」の例

身体を温めたいときには、避けたい飲み物もあります。

  • アイスドリンク全般:氷入りの飲料や冷たい炭酸飲料

  • カフェイン過多の飲料:アイスコーヒーやエナジードリンクは一時的に元気になるように感じても、結果的に体が冷えやすいと感じる人もいます。

  • 甘い清涼飲料水:砂糖や人工甘味料が多いものは、飲んだ直後は満足感があっても、その後に体が冷えると感じることがあります。

  • アルコール類:飲んだ直後は体が熱くなっても、その後に体温が下がりやすいとされます。

「冷えが気になるのに、つい毎日アイスコーヒーを飲んでしまう」という方は、まずは温かい飲み物に置き換えてみることから始めてみましょう。

毎日取り入れたい体を温める飲み物

生姜湯や生姜紅茶

生姜は「温め食材」の代表格。ショウガオールという成分が含まれており、飲むとじんわり身体が温まると言われています。紅茶にスライスした生姜を加えたり、ハチミツを少し足すと飲みやすいです。

シナモンティー

シナモンは昔から身体を温める目的で使われてきたスパイス。甘い香りがリラックス感を与え、ストレスで冷えを感じやすい方に人気です。

黒豆茶

黒豆は東洋医学では腎をサポートするとされ、香ばしい風味で飲みやすく、ノンカフェインなので夜でも安心。むくみが気になる方にも取り入れやすいです。

よもぎ茶

よもぎは古くから女性の体調ケアに役立てられてきた植物。香ばしく仕上げたお茶は、冷えが気になるときのお供としておすすめです。

甘酒(ノンアルコール)

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒。発酵食品ならではの自然な甘みがあり、朝食代わりやおやつ感覚で、体をやさしく温めたいときにぴったりです。

ハーブティー(ルイボス、カモミールなど)

  • ルイボスティー:ノンカフェインで飲みやすく、美容や健康を意識する人に人気

  • カモミールティー:リラックスタイムに選ばれる代表的なハーブティーで、就寝前にもおすすめ

ポイントは、「一度に大量に飲む」のではなく、こまめに温かい飲み物を取り入れること

冷えは一気に変わるものではなく、日々の積み重ねが心地よさにつながっていきます。だからこそ、習慣化が大切です。

季節や体質別におすすめの飲み物

冷え性


冷えといっても、感じ方や背景は人それぞれ。また、季節によっても身体の状態は変わります。ここでは、季節ごと・体質ごとにおすすめしやすい飲み物をまとめます。

冬の冷え対策におすすめ

冬は気温が下がり、身体が冷えを感じやすい季節。内側からじんわり温める工夫を意識しましょう。

  • 生姜紅茶:身体がぽかぽかする感覚をサポート

  • 黒豆茶:東洋医学で腎を養うとされる黒豆を手軽に取り入れられる

  • 甘酒(ノンアルコール):発酵のやさしい甘みで、朝食や間食にも取り入れやすい

夏の冷房対策におすすめ

夏は冷たい飲み物を摂りすぎたり、エアコンの効いた部屋に長時間いることで、身体の中が冷えやすくなります。

  • ルイボスティー:ノンカフェインで飲みやすく、夏場の常備茶として人気

  • よもぎ茶:冷房で冷えが気になるオフィスワークの方に取り入れやすい

  • 常温の麦茶+生姜スライス:夏らしさを楽しみつつ、冷やしすぎない工夫

体質タイプ別(陰陽五行の視点から)

東洋医学や陰陽五行美容では、人の身体や心を「木・火・土・金・水」の五つの要素でとらえ、それぞれが臓腑や心の働き、体質とつながっていると考えます。

同じ「冷え」といっても、

  • ストレスで巡りが悪くなって冷える人
  • 胃腸の働きが弱くて冷える人
  • 血の不足や気の不足で冷える人

など、その出方はタイプによってさまざまです。だからこそ、合う飲み物も違ってきます。


ストレスで冷えやすい人 ― 木(肝タイプ)

ストレスや緊張が続くと気(エネルギー)や血の巡りが滞り、肩こりや頭痛だけでなく手足の冷えにつながります。

おすすめの飲み物

  • レモンを加えた白湯 … 酸味が気の巡りを助け、リフレッシュ効果。
  • ジャスミンティー … 香りがストレスを和らげ、滞りを解消。
  • 柑橘を浮かべた紅茶 … 血流を促し、冷えをやさしく改善。

のぼせやすく落ち着きにくい人 ― 火(心タイプ)

気や血が上半身にのぼりやすく、顔のほてりや不眠につながる一方で、下半身は冷えやすいアンバランスが起きます。

おすすめの飲み物

  • カモミールティー … 気持ちを落ち着け、安眠をサポート。
  • ミント入りハーブティー … 上半身の熱を冷まし、頭をスッキリ。
  • ほうじ茶 … 香ばしい香りがリラックスを促し、気を下におろす。

胃腸が弱く疲れやすい人 ― 土(脾タイプ)

胃腸の働きが弱いと栄養やエネルギーを全身に運べず、だるさやむくみ、冷えにつながります。

おすすめの飲み物

  • 甘酒(ノンアルコール) … 消化を助け、胃腸にやさしい自然の甘み。
  • 黒豆茶 … 余分な水分を整え、むくみや冷えを改善。
  • やさしい甘みのあるほうじ茶 … 脾を温めて元気を補う。

乾燥や冷えを感じやすい人 ― 金(肺タイプ)

肺や呼吸器は全身に「気」を巡らせる役割があります。乾燥や弱りがあると巡りが滞り、冷えや風邪をひきやすくなります。

おすすめの飲み物

  • 生姜湯 … 身体を芯から温め、巡りを促す。
  • シナモンティー … 血流を活発にして冷えを和らげる。
  • 梨や大根を加えた白湯 … 肺を潤し、乾燥からくる不調を改善。

慢性的に冷えやすい人 ― 水(腎タイプ)

腎は身体の基盤を支え、熱を蓄える働きを持ちます。弱ると全身を温める力が不足し、慢性的な冷えや疲労感が出やすくなります。

おすすめの飲み物

  • 黒ごまラテ … 腎を補い、体の芯を強める。
  • よもぎ茶 … 血行を良くし、下半身の冷えをサポート。
  • 昆布茶 … ミネラルが腎を養い、体のバランスを整える。

このように五行の知識を知っておくと、「今日はストレスで冷えているから酸味を取り入れよう」「冬の寒さが厳しいから腎をいたわる飲み物を選ぼう」といったように、季節や体調ごとに飲み物を選びやすくなります。

飲み方の工夫でさらに温め効果を高める


せっかく「体を温める飲み物」を選んでも、飲み方次第で効果が半減してしまうこともあります。

ここでは、毎日の中で取り入れやすい工夫をご紹介します。

温度と飲むタイミング

飲み物は「熱すぎず、ぬるめ〜適度に温かい温度」がベスト。

熱湯は胃腸に負担をかけることもあるため、40〜60℃程度が心地よく飲みやすいでしょう。

  • 朝:白湯や生姜入りのお茶で目覚めのスイッチを入れる

  • 日中:仕事や家事の合間に温かいハーブティーでリラックス

  • 夜:カフェインレスのお茶で心身を落ち着ける

食材をプラスしてブレンド

ベースの飲み物にちょっとした食材を加えると、温め感が増して楽しみも広がります。

  • 紅茶+シナモンスティック

  • 麦茶+薄切り生姜

  • ホットミルク+黒ごまペースト

「少しアレンジする」ことで、飽きずに続けられるのがポイントです。

続けやすい習慣化のコツ

冷え対策は一度にたくさん飲むよりも、こまめに取り入れることが大切。

  • マグカップを常にデスクに置く

  • 魔法瓶やタンブラーに温かい飲み物を入れて持ち歩く

  • 夜寝る前の「温活ドリンク」を習慣にする

小さな積み重ねが、毎日の心地よさにつながっていきます。

 飲み物はあくまでも“日々のサポート”。「冷えを治す」ではなく、「身体をいたわる暮らしの工夫」として取り入れると、安心して続けられます。

毎日の飲み物から始める“温活習慣”

「体を温める飲み物」と聞くと、特別なものを想像するかもしれません。

けれど実際は、身近なお茶やハーブティー、甘酒やスパイスドリンクなど、日常生活に気軽に取り入れられるものばかりです。

本記事では、冷えが招きやすい不調や、温める飲み物と冷やす飲み物の違い、具体的なおすすめドリンクをご紹介しました。

さらに、季節や体質に合わせた選び方や、陰陽五行美容の視点から飲み物を選ぶヒントもお伝えしました。

飲み物選びの振り返り

ポイントを整理すると

  • 冷えを感じやすい人は、まず「冷たい飲み物」から「温かい飲み物」にシフトすることが第一歩

  • コーヒーや甘いドリンクは飲みすぎに注意。体が冷えやすいと感じる人は、量やタイミングを工夫すると安心

  • 白湯やカフェインレスティーは取り入れやすく、習慣化しやすい

  • 一度にたくさん飲むよりも、こまめに少しずつ続けることが大切

あくまで日常生活の工夫やサポートの視点です。だからこそ無理なく取り入れられ、安心して続けられます。

季節・体質に合わせて選ぶ楽しさ

陰陽五行の知識を少し取り入れると、飲み物の時間がさらに楽しくなります。

  • ストレスが溜まっている日は酸味のある飲み物(レモン入りのお茶など)

  • のぼせが気になる日は苦味や香ばしさのある飲み物(カモミールティーやほうじ茶)

  • 冷えが慢性的に気になるときは黒豆茶や黒ごまラテ

こうした工夫で「今日はこの一杯で自分をケアしよう」と選ぶことが、セルフケアの習慣につながります。

今日からできる温活の第一歩

  • 朝起きて白湯を一杯

  • 昼間は生姜紅茶やシナモンティーでぽかぽかタイム

  • 夜はカフェインレスのハーブティーでリラックス

  • 外出時は温かい飲み物を入れたタンブラーを持ち歩く

小さな積み重ねが、冷えに振り回されない心地よい毎日をサポートしてくれます。

 冬の寒さにも、夏の冷房にも負けない身体づくりは、特別なことではなく、毎日の飲み物から始められます。
あなたの「一杯」を見直すことが、今日からできる温活習慣の第一歩です。

 
まどか先生
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著者情報

陰陽五行美容講師 まどか先生
陰陽五行美容講師
まどか先生
美容業界キャリア25年以上。エステティシャンから23歳の時に美容講師に転身し、以来全国のエステティシャンへの講演や技術指導・3万人以上の女性へのアドバイス等を行ってきた経歴を持つ。

元々は顔中にひどいニキビがあったことがきっかけで美容業界に入るが、ハードワークにより冷え・不眠・慢性疲労・生理トラブル等にも悩まされ、美容と陰陽五行ケアで克服。

自身の経験を生かし、どんな方にも丁寧に寄り添い、わかりやすく実践できるアドバイスをすることを大切に講座を開講。
 

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