こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。
「ちょっとしたことでイライラしてしまう」「モヤモヤが頭から離れない」そんな経験はありませんか?
忙しい毎日を送っていると、知らないうちに心に小さなストレスが積み重なり、気づけば感情が不安定になっていることも。
でも、イライラやモヤモヤは「心が弱いから」でも「自分の性格のせい」でもありません。
実は、身体のリズムや環境、そして心のエネルギーの流れが関係しているのです。
ここでは、「陰陽五行(いんようごぎょう)」をヒントにしながら、イライラやモヤモヤをやさしく整える方法をお伝えしていきます。
誰もが取り入れやすい工夫をご紹介しますので、「最近なんだか心が落ち着かないな」というときに、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
イライラやモヤモヤの正体を知ろう


「気分が不安定になるのは私だけ?」そう感じたことはありませんか。
実は、イライラやモヤモヤは誰にでも起こる自然な反応。
身体や心が「ちょっと休んで」とサインを出していることもあります。
イライラは、心の中に余裕がなくなっているサイン。モヤモヤは、気持ちが整理されていないサイン。
この2つは、とても自然な感情であり、「私がおかしいのかな?」と責める必要はありません。
陰陽五行で見てみると
私たちの身心や身体は、天気や季節に左右されるように、自然界のリズムとつながっています。
その仕組みをシンプルに教えてくれるのが「陰陽五行」の考え方です。
古くから東洋で大切にされてきた知恵で、自然界や私たちの心身を「木・火・土・金・水」という5つの要素に分けて見ていきます。
- 木(き) … 伸びやかさ、計画、感情のバランス
- 火(ひ) … 情熱、喜び、心の高ぶり
- 土(つち) … 安定、消化、安心感
- 金(きん) … 呼吸、整える力、悲しみ
- 水(みず) … 冷静さ、蓄える力、不安
このうち「木」のエネルギーが滞ると、気持ちが詰まったようになり、イライラしやすくなると言われます。
逆に「火」が過剰になるとソワソワと落ち着かず、「水」が不足すると不安が強まるなど、五行は心の動きと深くつながっているのです。
イライラやモヤモヤは「性格だから仕方ない」と思ってしまいがちですが、陰陽五行の視点から見ると、それは「心と体のエネルギーバランスのサイン」でもあります。
つまり、感情を無理やり抑え込むのではなく、木・火・土・金・水のバランスを少し整えることで、自然と心地よさを取り戻しやすくなるのです。
自分のイライラ・モヤモヤタイプをセルフチェック


陰陽五行の考え方では、自然界のすべては「陰」と「陽」、そして「木・火・土・金・水」の五つの要素に分けられるとされています。
難しい理論を理解する必要はありません。ここでは「心のバランスを眺めるヒント」として、身近に感じられる部分だけを取り入れてみましょう。
イライラやモヤモヤといっても、人によって感じ方はさまざま。
まずは、自分がどのタイプに近いのかを知ってみましょう。
- ちょっとしたことで怒りっぽくなる → 「木」のエネルギーが滞りタイプ
- 気持ちが高ぶって眠れない → 「火」が過剰タイプ
- 考えすぎて胃が重くなる → 「土」が乱れやすいタイプ
- ため息が多く、落ち込みやすい → 「金」が弱っているタイプ
- 不安や恐れが強くなる → 「水」のエネルギー不足タイプ
「そうそう、私これかも!」と気づくだけで、少し心が楽になることもあります。
心を整えるセルフケア


「なんだか調子が出ないな」というときは、気持ちを言葉にするのが難しいもの。
そんなときに役立つのが、簡単なセルフチェックです。数分でできるちょっとした確認が、自分を客観的に見る手がかりになります。
書き出すことで気持ちを外に出す
頭の中で同じことをぐるぐる考えていると、不安やイライラがさらに大きく膨らんでしまうことがあります。
そんなときは、ノートや紙に思いついたことをとにかく書き出してみましょう。
「やらなきゃいけないこと」「今日あった嫌なこと」「明日の不安」──どんな些細なことでもかまいません。
ポイントは、きれいにまとめる必要はまったくないということ。殴り書きでも、箇条書きでもOKです。
文字にして外に出すだけで、頭の中でごちゃごちゃしていた気持ちが少し整理され、「見える化」されることで心が軽くなります。
陰陽五行でいうと、これは滞りやすい「木」のエネルギーをスムーズに流す工夫。
気持ちの詰まりが和らぐと、自然と呼吸も深くなっていきます。
呼吸でリズムを整える
イライラやモヤモヤを感じているときは、呼吸も浅く速くなりがちです。
そんなときこそ「深呼吸」でリズムを取り戻しましょう。
おすすめは「4秒で吸って、6秒で吐く」呼吸法。息を吸うときよりも、吐くときを長くするのがポイントです。
ゆっくり息を吐ききることで、副交感神経が優位になり、心も身体も少しずつゆるんでいきます。
たとえば、仕事の合間に椅子に腰かけて数回深呼吸をするだけでも、気持ちのざわめきが落ち着きやすくなります。
五行で見れば、呼吸をつかさどる「金」のエネルギーを整えることにもつながります。
小さな楽しみを持つ
「特別なことをしないとリフレッシュできない」と思い込む必要はありません。
日常のなかに、小さな楽しみをひとつ持つだけで心はぐっと安定しやすくなります。
たとえば、丁寧にお茶をいれる、好きな香りを部屋に漂わせる、近所を散歩して季節の風を感じる──そんなほんの短い時間で十分です。
こうした小さな習慣は、五行でいうと「土」を養うイメージ。土は安心感や安定を司る要素です。
心の土台がしっかりしていると、外からの刺激で揺さぶられても回復しやすくなり、イライラや不安も自然と和らいでいきます。
身体を整えるセルフケア


心が不安定になるとき、多くの人は「気持ちをどうにかしなきゃ」と考えがちですが、実は身体を整えることが心の落ち着きにも直結します。
陰陽五行の考え方では「心と身体はひとつ」とされ、食べるものや日々の体の扱い方が、そのまま感情や思考の安定につながります。
つまり、心のためのセルフケアは、身体からのアプローチもとても大切なのです。
ここでは食べ物・運動・冷え対策という3つの視点から、やさしく体を整える方法をご紹介します。
食べ物で心のエネルギーを養う
日々の食事は、心の安定に直結します。
「気・血・水」のめぐりを助ける食材を意識すると、自然と気持ちも整いやすくなるのです。
木:しそ、セロリ、柑橘類 → 気の流れをスムーズにし、イライラを和らげやすい
火:トマト、苦瓜 → 高ぶりをクールダウンしてくれる
土:さつまいも、かぼちゃ、米 → 心の土台を支える安心感を与える
金:大根、れんこん、梨 → 呼吸を助け、潤いを守ってくれる
水:黒豆、昆布、山芋 → 冷静さや落ち着きをサポート
「今日はなんだかソワソワするな…」と感じるときは、トマトを使ったスープを飲む。
「心を安定させたい」と思う日は、かぼちゃやさつまいもを取り入れる。
そんな風に、日々の気分や体調に合わせて食材を選んでみると、食卓が自分だけのセルフケアの場になります。
軽い運動で流れをつくる
ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、リズムを感じられる運動は滞った「木」のエネルギーを解放してくれます。
「動いたら気分がスッキリした!」という経験はありませんか?
それはまさに、五行でいう「気の流れ」が整ったサイン。体を動かすことで心のモヤモヤが風に流れるように軽くなるのです。
ポイントは「がんばりすぎないこと」。
軽く体を揺らすようなストレッチでも、自然と心にゆとりが生まれます。
冷えを防ぐ
冷えは「水」のエネルギーを弱め、不安や落ち着きのなさを生みやすいとされます。特にお腹や腰回りの冷えは、心の安定にも大きく影響します。
- 腹巻きや靴下で温める
- 白湯やハーブティーなど温かい飲み物を選ぶ
- シャワーだけでなく湯船にゆっくりつかる
小さな工夫を積み重ねることで、体の内側から安心感が広がっていきます。
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環境を整えるセルフケア


心の調子は、自分の気持ちや身体の状態だけでなく、過ごす環境からも大きな影響を受けます。
「なぜか落ち着かない」「気持ちがザワザワする」というときは、もしかしたら部屋の明るさや空気感、デジタル機器との付き合い方が関わっているかもしれません。
ちょっとした工夫で、心がふっとゆるむ空間をつくることができます。
光のリズムを意識する
朝はカーテンを開けて太陽の光を浴び、夜は照明を落として静かな時間をつくる。
それだけで体内リズムが整い、心も自然と落ち着いていきます。
光と暗さのメリハリをつけることは、自律神経のバランスを助け、日中は活動的に、夜はリラックスへと切り替えるサポートになります。
デジタルデトックス
スマホやPCを長時間見続けると、心も体も休まりにくくなります。
特に寝る前のブルーライトは、眠りの質に影響し、翌日の気分にまでつながります。
寝る前はスマホを手放し、本を読んだり、アロマを楽しんだりする。
そんな「デジタルオフの時間」をあえて作ってみるのがおすすめです。
自然とつながる
散歩で風を感じる、紅葉を眺める、庭の土に触れる。自然と触れる時間は「木」や「土」のエネルギーを整えてくれます。
自然の中では、呼吸も深まり、気持ちも落ち着きやすくなります。
特別な場所に行かなくても、近所の公園やベランダの植物でも大丈夫。
自然とのふれあいは、心に「余白」を取り戻す手助けをしてくれるのです。
季節ごとのイライラ・モヤモヤケア


「春は落ち着かない」「夏は気持ちが乱れやすい」「秋はもの寂しい」「冬は気分が重い」。
こんなふうに、季節によって気分が変わる感覚を持ったことはありませんか?
実はこれ、偶然ではありません。
季節の移ろいと心の揺れには、深いつながりがあるのです。
陰陽五行では自然界のリズムと人の心身は一体と考えられており、季節ごとの特徴を知っておくと「なぜ今こんな気分になるのか」が見えやすくなります。
ちょっとしたヒントを取り入れるだけで、自分のリズムをやさしく整えることができます。
春(木) … 心が揺れやすい季節
春は出会いや別れ、新しい環境など変化が多い季節。ワクワクする反面、落ち着かない、イライラする、そんな気持ちも出やすい時期です。
この時期におすすめなのは、香りのよい食材(しそ、セロリ、柑橘類など)を取り入れること。
また、散歩で風を感じたり、新緑を眺めたりすると、滞った「木」のエネルギーがめぐり、心もスッと軽くなります。
夏(火) … 気持ちが高ぶりやすい季節
夏は太陽のエネルギーが強く、心も体も活動的になります。その一方で、気持ちがソワソワと落ち着かず、感情が爆発しやすい面も。
そんなときは、苦味のある野菜(ゴーヤ、トマト、ピーマンなど)がおすすめ。火照った心をやさしくクールダウンしてくれます。
さらに、涼しい時間帯に散歩をして汗を流すのも、気持ちをリフレッシュさせる工夫になります。
秋(金) … もの寂しくなりやすい季節
秋は空気が乾燥し、呼吸も浅くなりがち。身体的な乾燥だけでなく、心にも「寂しさ」や「切なさ」が訪れやすい時期です。
そんな秋には、潤いを与えてくれる食材(梨、れんこん、はちみつなど)を意識するとよいでしょう。
また、深呼吸を取り入れることもおすすめ。胸いっぱいに空気を吸い込み、ゆっくり吐き出すことで、心に温かい余白が生まれます。
冬(水) … 気分が重くなりやすい季節
冬は日照時間が短く、寒さも厳しいため、体も心も内にこもりがちになります。そのため、不安や気分の落ち込みを感じやすい時期でもあります。
冬におすすめなのは、黒豆、山芋、昆布など「水」を養う食材。身体を内側から支えてくれます。
さらに、温かい飲み物や湯船につかる習慣で冷えを和らげることも大切です。体を温めると、自然と気持ちもほぐれていきます。
まとめ


イライラやモヤモヤは「私が弱いから」ではなく、「心や身体のリズムがちょっと乱れているよ」というサイン。
- 自分のタイプを知る
- 心・体・環境を少しずつ整える
- 季節に合わせて工夫する
この3つを意識すると、心はふわっと軽くなっていきます。
そして大切なのは「がんばって改善しよう」と思いすぎないこと。
小さなセルフケアを楽しみながら積み重ねることが、やがて大きな安心につながります。
あなたの毎日が、少しでもやさしく、心地よい時間に包まれますように。

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