陰陽五行で作る老けない朝食レシピ~5色の食材で美と健康を手に入れる~

こんにちは! JYB協会代表理事 森織円香です。

「どうしたら若々しくいられるのか」という永遠のテーマ。その答えは、実は毎日の朝食にあります。

朝食は1日の代謝を決める最も重要な食事です。

東洋医学では朝の時間帯を「陽気が生まれる時」として特別に大切にしており、この時間に身体に必要な栄養を取り入れることで、体内のバランスが整い、自然と若々しさが保たれると考えられています。

しかし、現代人の朝食事情を見てみると、時間に追われてパンとコーヒーだけで済ませたり、何も食べずに出かけてしまう方が少なくありません。

こうした偏った朝食は身体の陰陽バランスを崩し、知らず知らずのうちに老化を加速させてしまう原因となります。

そこで重要になるのが、陰陽五行理論に基づいた「老けない朝食」です。

5色の食材を意識して取り入れるだけで体調に驚くような変化が現れ、肌にも嬉しい状態に導きます。

美しさは朝食から始まります。今日から始められる、若々しさを保つ朝食の作り方をご紹介しましょう。



陰陽五行理論とは?基本知識をわかりやすく解説

陰陽五行理論は、すべての物事は陰と陽の二つのエネルギーでバランスを取り、さらに木・火・土・金・水の五つの要素(五行)で成り立っているという考え方です。

私たちの身体も例外ではありません。五行はそれぞれ特定の臓器と関連し対応する色の食材を摂ることで、その臓器の働きをサポートできるのです。

  • 木(緑色):肝・胆をサポート
  • 火(赤色):心・小をサポート
  • 土(黄色):脾・胃をサポート
  • 金(白色):肺・大腸をサポート
  • 水(黒色):腎・膀胱をサポート

この五行がバランス良く整うことで、体内の気血の流れが良くなり、結果として若々しさが維持されます。


陰陽五行についてさらに詳しく知りたい方はこちらのおすすめ記事もお読みください。

5色の食材が持つアンチエイジングの働き

緑色食材(木)の働き

緑色の食材は、肝の働きをサポートし、体内の解毒作用を高めます。

肝は「沈黙の臓器」とも呼ばれますが、実は美容にとって非常に重要な役割を担っています。

【代表的な食材】

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • きゅうり

【主な栄養成分】

  • 葉酸
  • ビタミンK
  • クロロフィル

【期待できること】

肌のターンオーバーをサポートし、透明感のある肌へと導きます。

 

赤色食材(火)の働き

赤色の食材は、心と血管系の働きを活性化し、血行を促進します。良好な血行は、肌に必要な栄養と酸素を運び、くすみのない健康的な肌色を作り出します。

【代表的な食材】

  • トマト
  • 赤パプリカ
  • にんじん
  • いちご
  • りんご

【主な栄養成分】

  • リコピン(特にトマト)
  • ベータカロテン

【期待できること】

特にトマトに含まれるリコピンは、強力な抗酸化作用を持ち、紫外線ダメージから肌を守る働きが期待できます。

 

黄色食材(土)の働き

黄色の食材は、脾と胃の働きを整え、消化吸収を促進します。どんなに良い食材を摂っても、消化吸収が悪ければ意味がありません。

黄色の食材は、まさに美容の土台を作る重要な役割を果たします。

【代表的な食材】

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • とうもろこし
  • バナナ
  • 卵の黄身
  • 大豆

【主な栄養成分】

  • ベータカロテン
  • ビタミンE

【期待できること】

これらに含まれるベータカロテンやビタミンEが、肌の保湿力を高め、ハリのある肌をサポートします。

 

白色食材(金)の働き

白色の食材は、肺と大腸の働きを整え、体内の浄化作用を高めます。

肺は皮膚と密接な関係があり、呼吸機能が整うことで肌の新陳代謝も向上します。

【代表的な食材】

  • 大根
  • 白菜
  • 玉ねぎ
  • じゃがいも
  • 白ごま
  • 豆腐

【主な栄養成分】

  • 酵素(特に大根)
  • 食物繊維

【期待できること】

特に大根に含まれる酵素は、消化を助け、体内の余分な老廃物の排出をサポートします。

 

黒色食材(水)の働き

黒色の食材は、腎の働きをサポートし、体内の水分バランスを整えます。

東洋医学では、腎は「生命力の源」とされ、アンチエイジングに最も重要な臓器の一つです。

【代表的な食材】

  • 黒ごま
  • 黒豆
  • わかめ
  • のり
  • しいたけ
  • なす

【主な栄養成分】

  • アントシアニン
  • セサミン

【期待できること】

これらに含まれるアントシアニンやセサミンが、細胞の老化を抑制し、若々しさを維持する働きが期待できます。

季節別!陰陽五行朝食メニュー

春の朝食メニュー(肝をサポート)

春は肝臓の季節です。冬の間に蓄積された毒素を排出し、新しい季節に向けて身体をリセットしましょう。

【春のメニュー】

 肝の解毒作用を高め、身体の浄化をサポート

  • 野菜ジュース(緑黄色野菜) 
  • カット野菜サラダ(キャベツ・レタス・トマト) 
  • おにぎり(わかめ・梅) 

【春の調理ポイント】

  • コンビニの野菜ジュースは緑黄色野菜が多く含まれるものを選択
  • カット野菜は洗わずにそのまま食べられるタイプが便利

 

夏の朝食メニュー(心をサポート)

夏は心の季節。暑さで消耗しやすい体力を補い、血行を良くする食材を中心に摂りましょう。

【夏のメニュー】

食欲増進、身体を適度に冷やす、血行促進、夏バテ防止

  • トマトジュース 
  • 冷やし中華(具材:きゅうり・トマト・ハム)
  • バナナ

【夏の調理ポイント】

  • 冷たい食べ物で体温調節
  • 水分補給も兼ねたトマトジュースを活用

 

秋の朝食メニュー(肺をサポート)

秋は肺の季節。乾燥から身体を守り、免疫力を高める食材を取り入れましょう。

【秋のメニュー】

脾胃を温める、肺を潤す、乾燥から喉と肺を守る

  • かぼちゃサラダ(市販)
  • 白ごまおにぎり
  • りんごジュース

【秋の調理ポイント】

  • 市販のかぼちゃサラダで手軽に栄養補給
  • 温かい飲み物で身体を温める

 

冬の朝食メニュー(腎をサポート)

冬は腎の季節。身体を温め、生命力を蓄える食材が重要です。

【冬のメニュー】

腎をサポート、身体を内側から温める、生命力の補充

  • 豆乳(市販)+ きな粉
  • わかめおにぎり
  • 味噌汁(インスタント)

【冬の調理ポイント】

  • 豆乳にきな粉を混ぜるだけで栄養価アップ
  • インスタント味噌汁で手軽に温活

実践!毎日続けられる5色朝食の取り入れ方

基本の5色朝食プレートの組み立て方

理想的な5色朝食は各色を均等に摂るのではなく、季節や体調に合わせてバランスを調整することが大切です。

基本プレート例

基本的には主食1色、主菜1〜2色、副菜2〜3色という構成がおすすめです。

  • 主食: 玄米おにぎり(茶色)
  • 主菜: 卵焼き(黄色)
  • 副菜:ほうれん草のお浸し(緑色)トマト(赤色)豆腐の味噌汁(白色)わかめ(黒色)

 

忙しい朝でも簡単!時短調理テクニック

「5色なんて面倒」と思われるかもしれませんが、実はちょっとした工夫で簡単に実現できます。

  • 前日の夜に、野菜を切って保存容器に入れておく
  • 週末に常備菜を作り置きしておく
  • 冷凍野菜を活用する

など、準備を工夫することで朝の時間を短縮できます。

また、1品で複数の色を摂れる料理もおすすめです。具だくさんの炒め物や野菜たっぷりの味噌汁なら、一度に多くの色を摂ることができます。

 

外食・コンビニでも5色を意識する方法

忙しい日は外食やコンビニを利用することもあるでしょう。そんな時も5色を意識した食事選びができます

【コンビニ活用の基本セット】

  • 主食: おにぎり(米・茶色)
  • 緑色: サラダ(レタス・キャベツ)
  • 黄色: ゆで卵
  • 白色: ゆで卵(白身部分)
  • 黒色: わかめスープ
  • 赤色: 野菜ジュース(トマト系)

【コンビニ選択のポイント】

  • サラダコーナー
    • カット野菜サラダ
    • 彩り野菜の惣菜
  • おにぎり・パンコーナー
    • 具材の色も考慮して選択
  • 飲み物コーナー
    • 野菜ジュースで不足色を補完
  • スープコーナー
    • わかめスープ、野菜スープで色を追加

【外食時の選び方】

  • 定食屋
    • 野菜の小鉢が多いメニューを選択
    • 味噌汁に具材が豊富なものを選ぶ
  • カフェ
    • サラダ付きのモーニングセット
    • 野菜ジュースを追加で
  • ファストフード
    • サラダメニューを取り入れましょう
    • 野菜系サイドメニューを活用

 

陰陽五行朝食を続けるためのポイント

大切なポイントは完璧を求めすぎないことが継続の秘訣だということです。

毎日5色すべてを揃えることができなくても、3〜4色摂れていれば十分効果的です。

一日単位で考えるのではなく、週単位でバランスを見るという柔軟な考え方を持ちましょう。

まずは、普段の朝食に1色プラスすることから始めてみてください。

例えば、いつものトーストにトマトをのせる、コーヒーにプラスしてグリーンスムージーを飲むなど、小さな変化から始めましょう。

変化を実感するまでには個人差がありますがだんだんと「朝の目覚めが良くなった」「肌の調子が安定してきた」と感じられるでしょう。

体質は十人十色。ご自身の体調や季節に合わせて、柔軟に調整していくことが大切です。

 

老けない身体づくりは朝食から始まる

陰陽五行理論に基づいた朝食は、単なる食事法を超えた、自然のリズムに寄り添う生き方そのものです。

5色の食材を意識して取り入れることで、身体の内側から自然にバランスが整い、若々しさが保たれていきます。

真の「老けない」とは、見た目の美しさだけでなく、心身ともに健やかであることの現れなのです。

美しさは一日にして成らず。毎朝の小さな心がけの積み重ねが、時間をかけてあなたの内側から輝きを引き出し、やがて大きな変化となって現れます。

忙しい現代だからこそ、朝のひとときを大切にして、5色の食材で自分自身をいたわってあげてください。

今日から始める新しい習慣が、未来の自分への最高の贈り物となるでしょう。



まどか先生
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著者情報

陰陽五行美容講師 まどか先生
陰陽五行美容講師
まどか先生
美容業界キャリア25年以上。エステティシャンから23歳の時に美容講師に転身し、以来全国のエステティシャンへの講演や技術指導・3万人以上の女性へのアドバイス等を行ってきた経歴を持つ。

元々は顔中にひどいニキビがあったことがきっかけで美容業界に入るが、ハードワークにより冷え・不眠・慢性疲労・生理トラブル等にも悩まされ、美容と陰陽五行ケアで克服。

自身の経験を生かし、どんな方にも丁寧に寄り添い、わかりやすく実践できるアドバイスをすることを大切に講座を開講。
 

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